2020年01月31日

2019年秋からはじまり、2020年1月18日(土)に最終審査が行われた「介護デジタルハッカソンin会津」に
昨夏シリコンバレーインターンシッププログラム(コースA)参加者の橋本志穂実さんがチームメイトと共に挑戦し、見事「アクセンチュア賞」に入賞しました。

「介護デジタルハッカソン」は、急速に高齢化が進む日本社会の福祉・介護領域に対して、若い世代の発想力・実行力を活かすため開催されている
ハッカソンで、会津若松市を中心として、福島県内の高校生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生ら約30名が参加しました。
期間は約3か月で、福祉・介護の現場を知ることからスタートし、チームで課題を見つけ、ソリューション案を考え提案していく長期のハッカソンとなりました。

最終審査では、『居宅・居住型施設における被介護者・介護家族・介護スタッフの問題を、デジタル・デザインの力で解決せよ』というテーマのもと
準備を行ってきた全6チームが、開発中のプロトタイプのデモンストレーションを交えながら発表を行いました。

橋本さんと短大生の混合チームは、介護に従事する人々が感じているストレスに焦点を当て、
日々の成長を手軽に記録しながらモチベーションを高めることができるアプリ「Cross Care」を提案しました。

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橋本さんはプロトタイプのデモンストレーションを担当し、ユーザーがその日の自分の仕事の達成度を記録すると、
自分専用の"たまご"が成長する演出を披露しました。
また、自分の"たまご"は他のユーザーも見ることができ、ユーザー同士が成長を褒め合うことができる機能も紹介されました。
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審査員からは、「訪問介護などの現場では、同僚が何をやっているかが見えづらかったり、スタッフが一同に会して
研修を受けられる機会が少なかったりするため、このアプリを使えばお互いの様子も見えやすくなり良いと思う。
すぐにでも現場で使えそうだが、人間の学習理論についてさらに勉強して今の機能に付加していけばより良いものになるのでは。」と高い評価を得ました。

橋本さんに参加した感想を聞きました

「長期間のハッカソンだったこともあって、コンセプトワークや開発の期間はチームメイトとの連携の大切さを感じました。普段会うことのできない専門学校や他大学の学生さんと同じチームで、新しいコミュニティを作ることができてよかったです。これまで参加したハッカソンの多くはテーマが決まっていて、作るものは比較的自由度が高かったですが、今回は医療や介護現場の方から生の声を聞き、現場のリアルな課題を解決するためのものづくりだったので、大変なことも多かったけれど良い経験になったと思っています。」

当日審査員も務めた程 子学副学長は、ハッカソン終了後以下のようにコメントしています

「今回は、長期のハッカソンで介護現場の職員や入居者の方々と話す機会もあり、学生が社会を理解するのに非常に意味のある場になったと思います。また最終審査では、各チームからさまざまな異なる視点でのアイディアが出てきたのが印象的でした。特に橋本さんのチームは、デザインの面白さに加え完成度も高く、介護以外の分野にも応用できるしくみです。大学にもぜひ取り入れてみてほしいと思いました。 全体を通して、『ターゲットだけでなく、その周囲にいる人の視点から自分たちのアイディアを見るとどうか』『ビジネスモデルとして、どうすればたくさんの人につかってもらえるか』を考えることで、さらにもう一段レベルアップした企画にできるのではないでしょうか。」

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今回の「介護デジタルハッカソン」では各チームに会津大学生が参加し、中にはAizu Geek DojoでSAを担当する学生も入賞を果たすなど、学生の活躍が光りました。

介護デジタルハッカソンin会津について

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