スーパーグローバル大学シンポジウム

2016年03月23日

日時・場所

(1日目) 2016年3月10日(木) 13:00~16:40 会津大学 講義棟 大講義室
(2日目)   3月11日(金) 10:30~15:55 会津大学 先端ICTラボ(LICTiA) 2階カンファレンスルーム

参加者数:1日目 140名、2日目  90名

概要

このシンポジウムは、コンピュータスキルとグローバルマインドを兼ね備えた人材を世界へ輩出するため、海外の大学の学長をはじめ、指導的立場の方々とベンチャー企業の起業家をお招きし、グローバルな観点から意見交換を行うことを目的として開催されました。

海外からは劉積仁氏(東軟グループ会長兼最高経営責任者)、温涛氏(大連東軟信息学院院長)、Ray Chen氏(サンノゼ州立大学電子工学科学科長)が招かれました。

実施報告

冒頭で程子学副学長から開会の辞が、続いて岡嶐一学長から主催者代表挨拶が述べられ、2日間に及ぶシンポジウムがスタートしました。

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程 子学 副学長 「開会の辞」 

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岡 嶐一 学長 「主催者代表挨拶」

シンポジウムでは、"世界で活躍するICTイノベーター、起業家の育成" をテーマに、文部科学省の国際企画室長、グローバルICT企業のトップ、内外大学の学長、ICTベンチャー企業の起業家など、各界から多彩な顔ぶれの参加者を招いて講演が行われました。

また、パネルディスカッションでは、コンピュータスキルとグローバルマインドを兼ね備えた人材を世界へ輩出するために理工系大学のグローバル化をどのように進めるべきか、をテーマに白熱した議論が行われました。

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第1日目のパネルディスカッションの様子

  • 文部科学省の松本英登国際企画室長からスーパーグローバル大学採択大学に対する期待が述べられた後、本学を含めた理工系4大学がスーパーグローバル大学構想の最新の取組みについて紹介しました。芝浦工業大学の村上雅人学長からは、御自身の留学経験をもとに、若い時期に海外に出て世界の多様性を経験することの重要性が熱く語られました。

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文科省 松本英登国際企画室長

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芝浦工業大学 村上雅人学長

  • 中国最大手のITソフト企業東軟グループの劉積仁会長が産学研のエコシステムよるICT人材育成について、またサンノゼ州立大学のRay Chen電気工学科学科長からは大学のグローバライゼーションが世界の大学の勢力図に与える影響について講演があり、最新の情報提供に基づいたホットな議論が行われました。

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東軟グループ 劉 積仁会長

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サンノゼ州立大学Ray Chen電気工学科学科長

シンポジウム風景

  • シリコンバレーの企業家や会津大学OB・在学生のICT起業家やイノベータによる講演では、それぞれの活動内容を含めた最新の情報が紹介されました。締め括りのパネルディスカッションでは、講演者に加えて中国大連東軟信息学院温涛学長もパネル討論に参加し、フロアを巻き込んだ白熱した議論が行われました。

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アルパイン情報システム株式会社 
社長  前田 眞二氏

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富士通株式会社グローバルデリバリーデジタルビジネスプラットフォーム統括部長代理
牧田 浩幸氏

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株式会社会津ラボ代表取締役  久田 雅之氏

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2日目のパネルディスカッションの様子