ICTグローバルプログラム全英語コースへの編入生にお話を伺いました。

2023年01月17日

2022年4月に協定校のスリランカ日本情報科学短期大学(Lanka Nippon Biztech Institute(LNBTI))から会津大学ICTグローバルプログラム全英語コースに3年次編入したスリランカからの留学生、クーレイ ムトゥタントゥリ パタベンティゲ スムドゥ ハルシャニさんに会津大学での感想と今後の展望についてお話を伺いました。

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ハルシャニ クーレイさん

会津大学に編入することにしたきっかけは?

私はスリランカのスリランカ日本情報科学短期大(Lanka Nippon Biztech Institute(LNBTI))で1、2年次を修了した後、会津大学に編入しました。会津大学を選んだのには理由があります。それはまず会津大学がコンピュータ理工学を専門とする国際的な大学であることと、なかでも私にとって、5つの分野からなる学部のカリキュラムが非常に魅力的でした。コンピュータ理工学は応用範囲の広い学問なので、5つの分野からなるカリキュラムは将来の進路を決める際に、自分が情熱を傾け力を入れるべき最適な分野を見つけるのために役立つと考えました。2つ目の理由は、留学生として英語で学位のプログラムを学べることです。

会津若松での生活はいかがですか?母国と違って驚いたことなどは?

私は会津の平和で穏やかな環境が大好きです。留学生として私は会津若松だけでなく、日本について心から感謝していることがあります。それは安全であること、人々が礼儀正しくお互いを尊重し合う姿勢を持っていて、フレンドリーにコミュニケーションできることなどで、いつも感心させられています。

スリランカとは違う日本の気候、文化、社会、自然には感動します。こちらの生活様式や社会・文化活動は大変興味深く、四季折々の自然は息をのむほど美しいです。

会津大学にはどんな印象を持っていますか?

会津大学にはとても良い印象を持っています。学業面では将来のさまざまな進路に対応したカリキュラムが本当に素晴らしいと思います。また、出願時から現在まで、大学側が責任を持って私をサポートしてくださることに感謝しています。加えて、文化交流、学生生活の充実度、大学卒業後の職業生活の基盤づくりなど多くのチャンスが学生に与えられていることによって、会津大学をますます好きになっています。

教授やお友達との交流はいかがですか?

先生方には、礼儀正しく尊敬の念を持って接しています。学修面、研究面で、先生方からサポートとご指導を頂いています。

会津大学での学修は、文化的背景の異なる国々からの多くの友人と知り合うチャンスとなっています。お互いに尊重し、必要な時には助け合い、仲良く交流できる今の生活は将来きっと、美しい思い出になるでしょう。

会津大学での学びはいかがですか?何をテーマに研究していますか?

私は生体情報工学研究室に在籍していて、陳 文西 教授のもと、卒業論文の準備に取り組んでいます。私はフェムテック(女性の健康課題をテクノロジーで解決へと導く製品やサービス)に関する研究領域に非常に興味があるので、研究テーマはそれに関連するものになります。

卒業後の展望や将来の夢を聞かせてください!

学部を卒業したら、次は大学院でプロフェッショナルになるための勉強をするのが現在の目標です。

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