「夢護」睡眠中の呼吸・心拍・体動の全自動計測と健康状態変化モニタリング

概要

〇高感度圧力センサを内蔵したセンサボードを用いて、呼吸運動と心臓拍動に由来する微弱な圧力変化信号を計測し、呼吸数、心拍数と体動を検出する。
〇センサボードは枕又はマットの下に置いて、従来の睡眠習慣に全く影響することなく、無拘束な状態で、全自動連続モニタリングする。
〇睡眠中に計測された信号は、ベッドサイドボックスを通じて、インターネット経由でデータベースサーバに蓄積される。
〇長期にわたって収集したデータを解析し、バイオリズムの微小な変化や異常を素早く把握し、日頃の「体の語り」を聞き取り、健康状態や体調変化をいち早く検知し、各種心身疾患、特にサイレントキラーと呼ばれている生活習慣病の早期予知と日常健康管理に役立てる。
〇健常者(20代)と心臓病患者(50代)の約2年間のデータを解析し、健康状態の変動軌跡を示した。前者は限定的な季節変動なのに対し、後者は体調変化がSum1に起きた事を明確に示している。(赤字はデータ解析の開始季節)