米沢興譲館高校の生徒4名、会津大学で英語スピーチについて学ぶ

 9月19日、米沢興譲館高校1年の生徒4名が「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業『異分野融合サイエンス』の一環として、本学の金子恵美子上級准教授のスピーチに関する授業を受けました。今年度は、6月25日のYounghyon Heo准教授による出張講義、8月9日のIan Wilson教授による講義に続き、これが3回目となります。


 今回は英語のスピーチについて学びました。はじめに発音の強弱や高低、抑揚の付け方、アイコンタクト、眉の動かし方、表情など、英語力のみにとどまらない様々なコツを学びます。こうしたことをふまえてから、東京オリンピック招致プレゼンテーションの動画を鑑賞すると、各プレゼンターの長所や短所、個性が確認できました。
 コツを学んだ後はリーディングで実践を行います。金子上級准教授のあとをワンフレーズごとに読むシャドーイング、ペアでの読み合いで、発音や読み方を練習しました。授業の最後では順番に原稿を音読し、上達を確かめあいました。

生徒たちのコメント

  • 1年 松尾 瑠維 さん「会津大学で実際に英文を読み、英語の発音について学びました。「th」と「z」の舌のつき方の違いなど様々なことを教えてもらいました。とても勉強になり楽しく学べたので、また行きたいです」
  • 1年 吉田 実花 さん「オリンピックのスピーチを見て分析したり、自分でも実際にスピーチをしてみたりして、とても充実した時間を過ごさせていただきました。今回教えていただいたことを家でも実践してみて英語力アップにつなげたいと思います」
  • 1年 髙橋 有佳 さん「東京オリンピックのプレゼンを見て、スピーチには流暢な英語だけでなく、まゆの動き、表情、声の大きさ、目線など大切なことがた くさんあるのだなと思いました。また、どのフレーズを強く読むのかで1番伝えたいことがわかるということを学んだので、普段の音読で活かしたいです」
  • 1年 後藤 勇哉 さん「今回受けた講義ではすぐに実行できる英語の練習法を教えていただきました。特にスピーチについての講義では、スピーチをするとき に声色を変えたり、顔の表情を変えたりする大切さを知りました。これらを変えたりするだけでずいぶんと印象が変わり、とても驚きでした。今回教えていただ いたことを、今後の英語学習に活かしていきたいと思います。」

 今後も引き続き12月まで数回に渡り、米沢興譲館高校SSHへの本学教員の講義が予定されています。