2019年3月20日(水)、会津大学先端情報科学研究センターARC-Space(※1)の研究者、学生等が主著者・共著者となった小惑星探査機「はやぶさ2」(※2)(※3)の観測成果論文3篇が、Science(サイエンス)誌(※4)に掲載されました。

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Science誌に今回掲載される下記論文3篇のうち1篇は本学の北里宏平准教授が主著者であり、他2篇も会津大教員及び学生等が共著者として含まれます。
これらの論文は、リモートセンシング観測や重力計測に基づく解析の初期成果をまとめたもので、小惑星リュウグウの形状、内部の構造、表面の組成、地形、母天体についての研究成果を含みます。

〇「はやぶさ2」が到着した炭素質小惑星 162173リュウグウ―コマ型ラブルパイル(Hayabusa2 arrives at the carbonaceous asteroid 162173 Ryugu -- a spinning-top-shaped rubble pile)

主著者:渡邊誠一郎(名古屋大学教授)

本学所属の著者:平田成(上級准教授)(※5)

杉山貴亮(大学院生、修士2年)

北里宏平(准教授)(※6)

本田親寿(准教授)(※7)

主な寄与:小惑星リュウグウの形状を計測した(平田、杉山)。リュウグウの表面傾斜解析を行った(平田)。

〇「はやぶさ2」の近赤外分光観測による小惑星リュウグウの表面組成

(The surface composition of asteroid 162173 Ryugu from Hayabusa2 near-infrared spectroscopy)

主著者:北里宏平(会津大学准教授)

本学所属の著者:平田成(上級准教授)

本田親寿(准教授)

主な寄与:「はやぶさ2」搭載の近赤外分光計NIRS3の主任研究者として、機器開発から観測実施、データ解析を主導し、論文主要部分の執筆を行った(北里)。 

〇リュウグウの表面地形、多色画像、 熱物性から探る母天体の進化

(The geomorphology, color, and thermal properties of Ryugu: Implications for parent-body processes)

主著者:杉田精司(東京大学教授)

本学所属の著者:本田親寿(准教授)

平田成(上級准教授)

出村裕英(教授)(※8)

小川佳子(准教授)(※9)

山田竜平(特任准教授)

主な寄与:「はやぶさ2」搭載の光学カメラチームの主要メンバーとして、観測およびデータの解析を行った(本田)。「はやぶさ2」搭載の中間赤外カメラチームの主要メンバーとして、機器開発・地上検証データの取得とキャリブレーションツールHEATの開発、観測データの解析を指導学生と共に行った(出村、小川)。「はやぶさ2」搭載のレーザ高度計チームの主要メンバーとして、機器開発および観測データの解析を行った(山田)。 

 

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