留学生活に意欲!―ベトナムからの編入学生、会津大へ

今年度、コンピュータ理工学部3年に編入した5名のベトナム人留学生が27日、初めてキャンパスを訪れました。同日、日本に到着した留学生は、支援機関の(財)日本国際協力センター(JICE)職員と共に桜満開の会津へとやってきました。
留学生はハノイ工科大学(HUST)のIT高度教育人材育成プログラム(HEDSPI)の学生で、これから2年間会津大学で学んだ後、さらに半年間HUSTで教育を受け、両大学の学位取得を目指します。ベトナムではIT及び関連分野における教育強化が進み、同国に進出する日本のIT系企業が多くなっていることから、高度ITスキルと十分な日本語能力を兼ね備えた人材を育成しています。IT分野において日本語や日本の企業文化を熟知した人材の輩出により、ベトナムIT産業の発展を目指すHEDSPIの学生は1学年120名。中でも優秀な20名が3年次に日本の大学に留学しています。
到着後、角山学長から「震災の影響は心配せず一生懸命勉強に励んでほしい」と激励を受けた留学生は、「会津大学で日本語と英語の語学力を高めること、日本の仕事について学びながら、日本の文化も楽しみたい」(グエン タット タンさん)と抱負を話してくれました。
学部の留学生受け入れは今回が初めてで、ベトナム出身のPham上級准教授も「ここでは、最新かつ国際的な環境で学び、研究する機会と共に日本の伝統文化の素晴らしさを体験することができる。最善を尽くして頑張ってほしい」と期待を述べました。留学生は28日から創明寮での生活を始めます。

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角山学長を囲んで記念撮影(左)、懇談の様子(右)

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創明寮に入寮(左)、オープンリビングでSRAと記念撮影(右)

[最終更新日]2011-04-28