ACM-ICPC国内予選、大学別2位でアジア地区予選へ

国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM/ICPC)国内予選が7月3日(金)に開催され、会津大学から2チームが11月のアジア地区予選東京大会進出を決めました。
ACM/ICPCは大学生を対象とする世界的規模のプログラミングコンテスト。1チーム3名の学生と1名のコーチで参加し、できるだけ多くの問題をできるだけ短時間で解くことを競います。国内予選に参加したのは70大学、282チーム。会津大学からは10チーム30名の学生が参加し、上位20位以内に3チームが入る健闘を見せました。
アジア地区予選に出場するのは国内予選3位の「Watch.d」(田山貴士(4年)、平野佑樹(3年)、金田祐也(1年))と15位の「-W」(猪狩潤(4年)、酒井智哉(3年)、渡辺雄也(3年))です。「Watch.d」は昨年度世界大会に出場した「Watch.c」のメンバー2名と新入生1名の構成。世界大会出場の経験を活かし、大学別では東京大学に次ぐ2位という成績を導く原動力となりました。「アジア地区予選優勝!もう一度世界へ!」を目標に、また、「-W」も「地区予選では結果を残し、世界を目指す」決意で、地区予選に挑みます。
両チームのコーチである渡部有隆助教は、アジア地区予選は厳しい戦いになると予想しながらも、「再び世界大会に出場することを目標に指導していきたい」と抱負を語り、ニコライ・ミレンコフ副学長は「実力が問われるこのコンテストに30名の学生が挑戦、新たな経験を積んだことだけでも素晴らしい成果である」と全員の健闘を称え、更なる活躍に期待を寄せました。
アジア地区予選東京大会は11月7~9日、早稲田大学がホスト校となり国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されます。

国内予選最終結果はこちらをご覧下さい。
http://www.waseda.jp/assoc-icpc2009/preliminary/Domestic-Result-20090707.html

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国内予選に参加した会津大生 アジア地区予選に出場するチーム
左から渡部コーチ、田山、金田(Watch.d)、渡辺、猪狩、酒井(-W)