コンピュータ・情報システム学専攻

専攻長 丁 数学

本専攻は、コンピュータ理工学部に基礎を置き、コンピュータシステムを用いて現実の問題を解決することで、その処理対象である"情報"の構造と機能について研究することを目的としています。
本 専攻のカリキュラムは、問題解決型研究を基本方針としており、修士論文の作成は、専攻に応じた必修科目である研究科目として行われます。修了に必要な総単 位数の2 割がこの研究科目に割り当てられています。本専攻のカリキュラムは、個人を主体として2年間かけて研究が進められるようデザインされています。

平成24年度より新しいカリキュラムが導入され領域(フィールド)が再編されました。本専攻では次の5つのフィールドを設定しています。

      
  • CS Field CS教育研究領域 (Computer Science コンピュータサイエンス)
  • SY Field SY教育研究領域 (Computer System コンピュータシステム)
  • CN Field CN教育研究領域 (Computer Network Systems コンピュータネットワークシステム)
  • IT Field IT教育研究領域 (Applied Information Technologies 応用情報工学)
  • SE Field SE教育研究領域 (Software Engineering ソフトトウェアエンジニアリング)

学部カリキュラムのフィールドに合わせて設計されているため、学部から一貫してコースプランを立てることが可能となり、より体系的に専門性を身につけていくことができます。

CS Field CS教育研究領域

アルゴリズム、コンピュテーショナルモデリング、理論的コンピュータサイエンス

新たな理論の発展と実用システムへの展開を視野に入れて、先端的コンピュータシステム、知的システムを活用するための基礎技術、および多様に見える現象の本質を抽出して得られたコンピュータ理工学の核となる基礎理論を中心とした教育研究を行います。CS領域では学部トラックに相当するCF、CM関連の知識が得られます。

取得できる専門知識

  • CF (コンピュータサイエンス基礎)
  • CM (コンピュテーショナルモデリング)

SY Field SY教育研究領域

組み込みシステム、VLSIテクノロジ、コンピュータデバイス、コンピュータ構成、並列処理

組み込みシステム、VLSI テクノロジ、コンピュータデバイスなど広範なコンピュータ技術を対象とした研究教育を行います。組み込みシステムの研究については、アプリケーションソフト、OS、アーキテクチャ、電子についての広く深い知識の習得を目標としています。また、VLSI テクノロジ分野では、デジタル設計に加えて、物理設計やアナログ電子についての研究を行います。コンピュータデバイス技術の研究には、マイクロ・ナノデバイスの理論と応用も含まれます。
並列処理は、現在も将来も、コンピュータにとって重要な原動力であり、ハードウェアアーキテクチャからアプリケーションソフトウェアまで広範囲におよぶ最先端かつ革新的なコンピュータ技術の研究を主眼としています。
SY領域では学部トラックに相当するSD、VD関連の知識が得られます。

取得できる専門知識

  • SD & VD (コンピュータシステム設計とVLSI設計)

CN Field CN教育研究領域

コンピュータ・ネットワークシステム

現代の情報通信サービスには、コンピュータネットワーク技術が不可欠です。本領域ではコンピュータネットワークシステムを構築する上で基盤となるデジタル通信、マルチメディア・ユビキタスネットワーキング、インターネット関連技術、および分散アルゴリズム等、コンピュータネットワークシステム開発に関る幅広い分野の教育研究を行います。
CN領域では学部トラックに相当するCN関連の知識が得られます。

取得できる専門知識

  • CN(コンピュータ・ネットワークシステム)

IT Field IT教育研究領域

バーチャルリアリティ、マルチメディア検索、インターネットコンピューティング、ヒューマンインターフェース、ロボット工学、バイオメディカル情報技術

バーチャルリアリティ・マルチメディア・バイオメディカル情報技術は、コンピュータ理工学分野において、重要であり絶えず進歩し続けている領域です。具体的には、コンピュータグラフィックス・アニメーション、インターネット・マルチメディアコンピューティングのためのモバイルシステム、バイオメディカルマルチメディアシステム、知的マルチメディアシステム、複合・拡張リアリティ、コンピュータミュージック、ネットワークメディアアプリケーション、コンピュータゲームなどが研究対象となります。
またウェブテクノロジやヒューマンインターフェース、ロボット工学などの急速な進歩に対応して、マルチメディアオブジェクトを検索するためのウェブテクノロジ、ヒューマン・マシーン・インターフェーステクノロジ、ユビキタス環境におけるロボットテクノロジ、極限環境探査とリモートセンシングの研究・実験を通した知識並びに技術の修得を目標としています。
IT領域では学部トラックに相当するVH、RC、BM関連の知識が得られます。

取得できる専門知識

  • VH(バーチャルリアリティとヒューマンインターフェース)
  • RC(ロボット工学と制御)
  • BM(生体情報学)

SE Field SE教育研究領域

ソフトウェアエンジニアリング、並列・分散・インターネットコンピューティング、プログラミング

ソフトウェア工学は、コンピュータサイエンスと工学原理を適用し、ソフトウェアの開発・運用・保守を、体系的に規律を保ちながら実践するための学問です。最新のソフトウェア開発技術やツールの実践的活用法を身につけるとともに、様々なアプリケーション開発に参加し、要件を正確に定義・評価する方法から、問題を解決するための必要なリソース管理や開発工程の管理まで、得られた知識を応用することができるようになります。
SE領域では学部トラックに相当するSE関連の知識が得られます。

取得できる専門知識

  • SE(ソフトウェアエンジニアリング)

情報技術・プロジェクトマネジメント専攻

専攻長 アレキサンダー・ヴァジェニン

本専攻は、IT産業に関わる実用的な問題を実際に解決することを通した教育を行います。様々な実用的なソフトウェアの開発機会と、それをチームで取り組む環境を整えることで、他者との協働、個人としての取り組みの両方で自主性を発揮できるようなリーダーシップを醸成すると同時に、国際的教育を受けた最先端の情報技術専門家の育成を目指しています。
本専攻での教育研究は「ソフトウェア開発アリーナ」と呼ぶスーパーコースを核としており、修了に必要な総単位数の4割がソフトウェア開発アリーナに割り当てられています。このスーパーコースでは、学生がチームを組んで実用的なソフトウェアシステムを構築すること、4篇のテクニカルレポートを作成すること、そして論文1篇が国際会議論文集へ掲載されることが求められます。チーム協働による集中的研究がこのプログラムの特徴です。
平成24年度より新しいカリキュラムが導入され領域が再編されました。本専攻では、PM教育研究領域(Project Management and IT Specialist プロジェクトマネジメントとITスペシャリスト)を設定しています。

PM Field PM教育研究領域

プロジェクトマネジメント、知的財産管理、ビジネスとコンピュータ産業、クラウドコンピューティング

国際的教育を受けた最先端の情報技術専門家の育成は、現代社会に課せられた重要な任務です。本教育研究領域では、信頼性の高い安全なソフトウェアを開発するための基礎知識や応用技術の習得を目指します。
また、本フィールドでは、システム開発において基礎知識から応用技術まで幅広い知識を身につけたITリーダーを育成することを目指しているため、プロジェクトの内容に応じて必要となる知識を他フィールドから履修することが求められます。
具体的な目標は以下の通りです。

  • システム開発において主導的役割を担う技術者の育成
  • 国際的環境での英語を日常語とした研究開発の体験
  • 最新の知識と技術の習得
  • 国際的に活躍するために必要な資質の向上

取得できる専門知識

  • PM(プロジェクトマネジメントとITスペシャリスト)

このページの内容に関するお問い合わせは「学生課 教務係」までお願いいたします。

お問い合わせ先メールアドレス
sad-aas@u-aizu.ac.jp