私は20229月から20232月までの6か月間、ドイツのカールスルーエ応用工科大学に中期留学をしました。この大学を選んだ理由は、会津大学にはない、仮想現実 (VR) と拡張現実 (AR) のアプリを開発するというものがあったからです。

私がとった科目の一つにVRのチームプロジェクトがありました。その科目では教授との定期会議を除いてすべてを自分たちでする必要がありました。それゆえ皆といつ集まるか、何を作り、またそれらを実装するためにはどうすべきかを自分たちで決め、考え、学びました。時には行き詰まることもありましたが他のチームメンバーや教授の協力によって最後までやり遂げることができました。それはチームとして何かに取り組むことの良さを知るいい機会となりました。

ドイツの素晴らしいと思ったことの一つに学生に優しい環境というものがあります。公立校の学費は無料、特定の時間帯は市電を無料で使え、提携校の学生であれば無料で使える自転車貸し出しサービスというものもありました。またこれはドイツに限らずヨーロッパ全体にいえることなのですが、他国へ電車で行くことができ、距離次第では日帰り旅行もできます。これもヨーロッパ留学の大きな利点の1つだと思います。

今回の留学で私は素晴らしい体験をさせてもらいました。その経験で得たものを今後の将来に役立てていきたいと思います。

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カールスルーエのクリスマスマーケット           ハイデルベルク