オープンキャンパス2014を開催しました

 会津大学は、平成26年度のオープンキャンパス夏ステージ(※1)を8月10日(日)に開催しました。

 オープンキャンパスは、会津大学への進学を考える高校生に大学の施設や研究室の様子を紹介し、進路の選択に役立てるためのイベントです。会津大学では毎年2回、夏と秋に開催しています。

 今回は強烈な台風11号が迫る悪天候の中での開催となりました。学内施設を紹介するキャンパスツアー、研究室公開、体験授業、無料朝食試食会では、会津大学の学生生活を体験できました。進学相談や過去問の配布もあり、受験生に必須の情報も提供されました。

 体験授業を行ったモハメド・ハマダ上級准教授(※2)は、「ぜひ本学に来て、国際的な雰囲気を楽しんでください。そして、私の研究室に来て一緒に研究できるのを楽しみにしています」と受験生へエールを送りました。

 宇宙情報科学クラスター(ARC-Space)では、今年末打ち上げ予定の「はやぶさ2」1/5スケールの模型が展示されていました(※3)。「はやぶさ2」のイラストがプリントされたTシャツを着た出村裕英上級准教授(※4)は、「模型は精密に再現されています、ぜひ見に来てください!」と参加者に声をかけていました。

 秋のオープンキャンパスは、10月11(土)、12日(日)に蒼翔祭(※5)と同時開催の予定です。


来場者に人気の「はやぶさ2」の模型(左)、コンピュータ解体の様子(右)


立体音響システムを体験する来場者(左)、進学相談の様子(右)

※1 平成26年度のオープンキャンパス夏ステージ
開催内容の詳細はこちらをご覧ください。
※2 モハメド・ハマダ 上級准教授
ソフトウェア工学講座所属。体験授業講義のタイトルは「学習スタイルインデックス:よりよく学ぶには」でした。
※3 「はやぶさ2」
2014年度打ち上げ、2020年度に帰還予定の「はやぶさ2」計画には、会津大学の宇宙情報科学クラスター(ARC-Space)も参加します。
参考:「はやぶさ2」 福島発の成果を世界へ(出村裕英 上級准教授によるエッセー)
※4 出村裕英 上級准教授
先端情報科学研究センター(CAIST)宇宙情報科学クラスターおよびコンピュータ理工学科マルチメディアシステム学講座所属。今回の研究室公開のテーマは「会津大学と宇宙開発の関わり」でした。
※5 蒼翔祭
会津大学の学園祭です。「蒼」は猪苗代と磐梯山、「翔」は飛翔を意味します。今年のテーマは、「遊ぼう、会津を 遊覧の船に乗って」です。