2015年6月26日(金)、第40回ACM-ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト国内予選(※1)が開催されました。会津大のチーム FinalZukkyは、372チーム中8位入賞を果たし、難関の国内予選突破を果たしました。大学別順位は82大学中5位でした(※2)。

 予選通過を果たしたFinalZukkyは、今年が最後の大会出場となる大桃和樹さん(修士2年)がリーダーです。大桃さんは「今年が最後、集大成の年です。今回は後輩が頑張ってくれました。アジア予選ではメンバーの足を引っ張らないように頑張りたいです。全力を尽くし、世界大会を目指します」と決意を述べ、後輩を激励しました。

 山口忠正さん(学部3年)は「1年生の時の挑戦では全く実力が発揮できませんでした。2年生の昨年は僅差でアジア予選出場を逃しました。今年は三度目の正直です。予選を突破できて本当に嬉しく思います。アジア大会は先輩に最高の花道を飾ってもらえるように頑張りたいです」と力強くコメントしました。

 最年少のメンバーとなる山下琢巳さん(学部2年)は「予選通過できてよかったです。これも先輩方のおかげで、微力ながらチームに貢献できました。自分の力を信じて、世界大会を目指します」と語りました。チーム一丸となって、大桃さんの有終の美を飾るべく、研鑽を積んでいる様子でした。

 コーチの渡部有隆准教授(※3)は、「今年も強豪がひしめく中、入賞および予選突破、さらに大学別5位を獲得しました。本当に素晴らしい結果です。厳しい戦いではありますが、世界大会を目指し頑張ってください」と、選手たちの健闘を称えました。

FinalZ_150702.jpg
チーム一丸となって世界大会を目指すメンバー。左から大桃さん、山口さん、山下さん

*1 ACM-ICPCとは:1976年に始まったACM(Association for Computing Machinery)が 主催する大学生を対象にした世界的規模のプログラミングコンテスト。1チーム3名の学生が、できるだけ多くの問題をできるだけ短時間で解くことを競う。世 界レベルでは、大学生のプログラミング技術を競う唯一の大会として、世界大会に出場する大学、チームには国内外で高い評価が与えられる
*2 出場チームリストはこちら 結果はこちら
*3 渡部有隆准教授の教員紹介はこちら 会津大学競技プログラミング部の公式サイトはこちら