2020年1月9日(木)、本学大学院博士後期課程2年生のHoang D. Le(ホアン ドアン レ)さんが、「2019年 IEEE ComSoc 仙台支部スチューデント・エクセレント・リサーチャー賞」(※1)を受賞しました。本賞は、IEEE Communications Society (ComSoc)(※2)の研究領域において顕著な成果を挙げた東北地方の学生を毎年最大3名表彰するものです。

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受賞したホアンさん

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 IEEE ComSocは、1952年に設立されたIRE(無線技術者協会)の通信システムに関する専門家集団(PGCS)が前身で、1972年1月から、会員数8,800名以上を有する米国電気電子学会(IEEE)(※3)の独立団体へと発展し、通信技術と情報ネットワークに関する国際的な研究交流や意見交換が行われています。

 ホアンさんは、PHAM Tuan Anh(ファン トゥアン アン)教授(※4)(コンピュータ通信学講座)(※5)の指導の下、これまでにも2018年度ICTC最優秀論文賞(※6)を受賞するなど数々の賞(※7)や助成金を獲得しており、現在、博士号取得に向けて、災害制御と管理のためのFSOベースの衛星システムの研究開発におけるエラー制御プロトコル設計に重点を置いて、自由空間光学の分野に焦点を当てた研究に取り組んでいます。


<ホアンさんのコメント>
 2019年IEEE ComSoc仙台支部学生優秀研究者賞を受賞したことは、私にとって大きな名誉です。この賞は、今後もIEEE学会に貢献する事とともに、研究を続ける励みににります。この機会に、指導者であるファン トゥアン アン教授の素晴らしい指導と絶え間ない支援に深く感謝します。 さらに、博士課程での研究支援についても会津大学に心から感謝します。おかげで、研究に集中し、この成果を得る機会を得ることができました。