博士前期

授業科目区分

本課程のカリキュラムは、コンピュータ理工学の基礎から応用に至るまでの専門的知識と技術を身につけて、ICT産業に関わる実用的な問題を解決し、およびその対象である"情報"の構造と機能について研究するために、博士前期課程においては、下記1~5のとおりの授業科目が設けられている。

1. 専門科目

各教育研究領域の目標に基づき、より高度でかつ最先端の内容を含む多様な専門科目が配置されている。
履修に当たっては、各自の研究目標や将来の志望を考慮しつつ、自らの研究の幅を広げるとの視点から、特定分野にかたよらないバランスのとれた科目選択を行うことが望ましい。

2. セミナー科目

本研究科では、主体的かつ能動的な学習を通して、より高度な知識と創造力、優れた問題発見・解決の能力を養うことが求められる。 各自の自主的な学習をより複眼的に検証し、専門分野を超えた広い視野に立った学習の場としてセミナー科目が配置されている。

3. 研究科目

コンピュータ・情報システム学専攻に所属する者は必修単位で、研究指導教員による学位論文の作成等に対する指導を受けて修得することになる。

4. プロジェクト開発アリーナ (2023年度入学者以降)
情報技術・プロジェクトマネジメント専攻に所属する者は、プロジェクト開発アリーナI~IV14単位を修得しなければならない。


5. コンバージョン科目
コンピュータ理工学関連学科の基幹的な分野に相当する。
コンピュータ理工学以外の分野から入学する者などで、本研究科入学前にコンバージョン科目に相当する科目が未履修の場合は、なるべく1年次のうちに、その未履修の科目に相当するコンバージョン科目を全て履修することが望ましい。この場合でも、コンバージョン科目の単位は修了要件の専門科目単位数に含まれない。
コンバージョン科目は、指導教員の指導に従って履修することが必要とされる。

修了に必要な履修単位

<コンピュータ・情報システム学専攻(CIS)>

修了単位:30単位以上

専門科目
(16単位以上)
セミナー科目
(8単位以上)
研究科目(修士論文)
(6単位)

ファンダメンタルコア科目
(4単位以上)
アプリケーションコア科目
(4単位以上)

・アドバンス科目

研究セミナーⅠ (2単位)
研究セミナーⅡ(2単位)
研究進捗セミナー(2単位)
外部発表セミナー(2単位)
創造工房セミナー(2単位)
投稿論文執筆セミナーⅠ (2単位)
ICTグローバルベンチャー工房(2単位)
実践的アカデミックプレゼンテーションセミナー*1(2単位)

研究科目(6単位)
◆学生は、研究指導教員の指導を受けて、修士論文の作成及び修士論文発表に取り組み、審査に合格することで修得する。

<情報技術・プロジェクトマネジメント専攻(PM)>

修了単位:40単位以上(2023年度入学生以降)

専門科目
(16単位以上)
セミナー科目
(10単位以上)
プロジェクト開発アリーナ
(14単位)

ファンダメンタルコア科目
(4単位以上)
アプリケーションコア科目
(4単位以上)

・アドバンス科目

PM研究セミナー(2単位)
カンファレンスプレゼンテーションセミナー(2単位)
教育セミナー(2単位)
Teaセミナー(2単位)
コンテスト(2単位)
創造工房セミナー(2単位)
投稿論文執筆セミナーⅠ (2単位)
ICTグローバルベンチャー工房(2単位)
実践的アカデミックプレゼンテーションセミナー*1(2単位)

プロジェクト開発アリーナ(14単位)
(アリーナI~III ...各3単位, アリーナIV...5単位)
◆学生2~4名がチームを組みプロジェクトを実践。チームの活動は、半期ごとに提出するプロジェクトの経過/成果をまとめたテクニカルレポートで評価される。アリーナIVでは、I~Ⅳの成果全体が審査され、修了となる。

★必修

*1 博士後期課程開講科目とするが、前期課程も履修可能とし、修得した単位は前期課程のセミナー科目の修了要件単位となる。
*2 修了時にはプログラム修了証Certificate of Honorを授与

 ◆ 入学~修了までのスケジュール

履修方法

<履修登録について>

下記の科目については、履修登録期間内に学務システムを用いて各自で登録すること。

・専門科目(集中講義を含む)
・実践的アカデミックプレゼンテーションセミナー
・投稿論文執筆セミナーⅠ 
・ICTグローバルベンチャー工房

その他の科目の履修登録については、都度案内する。

学務システムによる登録方法については、こちらを参照すること。

<履修取消方法 >

通常開講科目の履修取消については、学期開始から2週間(授業日10日間)、学務システムを用いて各自取消をする.

学務システムによる取消方法については、こちらを参照すること。

集中講義及びセミナー科目については、開講初日まで下記を記載の上、教務係(sad-aas@u-aizu.ac.jp)にメールで取消申請をする。

・タイトル:「大学院履修削除---(コースコード)」
・学籍番号
・氏名
・コースのコードとタイトル

博士後期

授業科目区分

科目の履修 ※2020年度秋季入学生から適用

本課程のカリキュラムは、広範かつ高度な専門的知識と技術を用いて、コンピュータ理工学および関連領域における諸問題を解決し、情報システムの構造と機能について研究を行うために必要な専門科目、セミナー科目、研究活動により構成されている。

1. 専門科目

専門科目では、研究分野に関する動向の把握や課題解決力、研究に必要となる倫理観および知的財産権などの知識を学ぶ。専門科目は、課程修了までに2単位以上習得しなければならない。

2. セミナー科目

セミナー科目では、英語による高度な論文執筆技術や発表能力、クリティカルシンキングによる仮説検証力、ソリューションの創出力、実装と実験能力を習得する。セミナー科目は、課程修了までに8単位以上習得しなければならない。

修了に必要な履修単位

<コンピュータ・情報システム学専攻>★科目開講、新修了要件適用は2020年度10月から
修了単位:10単位以上

専門科目
(2単位)
セミナー科目
(8単位)

【選択】研究者倫理 (1単位)

【選択】知的財産活用 (1単位)

【選択】Hot Topics and Surveys in Computer Sience and Engineering (1単位)

【選択】博士後期課程向けキャリアデザイン (1単位)

【自由単位】博士前期課程の専門科目*3

【必修】研究セミナーⅢ (6単位)

【選択】投稿論文執筆セミナーⅡ (2単位)

【選択】実践的アカデミックプレゼンテーションセミナー *1  (2単位)

【自由単位】ICTグローバルベンチャー工房*2

*1 「実践的アカデミックプレゼンテーションセミナー」は博士後期課程開講科目とするが、博士前期課程学生も履修可能とし、修得した単位は前期課程のセミナー科目の修了要件単位となる。前期課程で当該セミナーを修得した学生が博士後期課程に進学した場合、当該セミナーを再度履修することは認められず、また前期課程で修得した単位を後期課程の修了要件単位に含めることも出来ない。

*2 「ICTグローバルベンチャー工房」は博士前期課程開講科目とするが、博士後期課程学生も履修可能とする。ただし後期課程で修得した場合は自由単位となる。また、前期課程で当該セミナーを修得した学生が博士後期課程に進学した場合、当該セミナーを再度履修することは認められない。

*3 「博士前期課程の専門科目」は、主にコンピュータ理工学以外の分野からの入学者等の博士後期課程の学生が、指導教員のアドバイスにより、必要に応じて履修することが出来る。ただし、修得した単位は自由単位(=課程修了要件に含まれない単位)となる。

履修方法

<履修登録について>

学生課にて登録手続きを行う。履修登録については、都度案内する。

<履修取消方法 >

通常開講科目の履修取消については、学期開始から2週間(授業日10日間)、集中講義及びセミナー科目については、開講初日までを取消期間とする。

下記を記載の上、教務係(sad-aas@u-aizu.ac.jp)へ期日までにメールで取消申請する。

・タイトル:「大学院履修削除---(コースコード)」
・学籍番号
・氏名
・コースのコードとタイトル