講義日講師氏名所属および職名テーマ
1 4月10日 程 子学 会津大学教員 講義全体イントロダクション
石橋 史朗
2 4月13日 村重 慎一郎 アクセンチュア株式会社 データアナリティクス講座(1)
データサイエンス概論・求められる要件
3 4月17日 石橋 史朗 会津大学教員 ビジネスアイデアの課題提示
4 4月20日 村重 慎一郎 アクセンチュア株式会社 データアナリティクス講座(2)
ビジネス課題の定義・仮説立案
5 4月24日 磯貝 富夫 シャープインド前社長 グローバル人材となるための11ヶ条
6 4月27日 関 雄太 野村資本市場研究所
研究部長
フィンテックとイノベーション(仮題)
佐藤 広大
7 5月1日 熊坂 仁美 株式会社ソーシャルメディア研究所代表 ソーシャルメディアを活用した地域発信
8 5月8日 谷川 史郎 野村総合研究所理事長 非連続に変化する産業構造
『今、地方が面白い』
9 5月11日 板野 愛 アクセンチュア株式会社 データサイエンス講座(3)
統計データ分析の基礎
10 5月15日 石橋 史朗 会津大学教員 ビジネスアイデアの発表会
11 5月18日 水野 尊文 アクセンチュア株式会社 データアナリティクス講座(4)
実践的データ分析~探索的データ解析
12 5月22日 田路 則子 法政大学経営学部教授 シリコンバレーを支える移民の起業家活動
13 5月25日 窪田 泰助 アクセンチュア株式会社 データアナリティクス講座(5)
実践的データ分析~予測モデル構築
14 5月29日 栄藤 稔 株式会社NTTドコモ 執行役員 シリコンバレーに学ぶ
起業に必要なスキルセット
15 6月1日 村重 慎一郎 アクセンチュア株式会社 データアナリティクス講座(6)
ビジネス現場で求められる
データサイエンススキルの要諦
6月 期末試験

ベンチャー基本コース各論Ⅰ第1回
平成29年4月10日(月)

程 子学 教授 (コンピュータ工学部門・副学長)、石橋 史朗 教授 (産学イノベーションセンター)
会津大学教員
科目の概要と受講の心得

今回は、程教授と石橋教授にこの講義の概要と心得について講義していただいた。この講義は幅広い知識と実践能力の向上、対話的な授業と学生主体的な工房活動が特徴であり、外部講師によるデータサイエンス講座も学ぶことができる。受講の心得として、インタラクションのある仕組みが重要であるとお話されていた。また、海外研修やインターンシップの勧め、ライトイノベーションやライトビジネスの体験についてなど、普段学生たちが聞くことのできないとても為になる内容であった。これを機会に学生たちには外部の方々も認める積極性を身に付けてほしいと思う。

<学生の感想>
・ただ技術的なことを学ぶだけではなく、社会に出たあとも役に立つさまざまなことを学べる授業だなと感じました。
・過去の先輩の方が、ある一言で人生を大きく変えられた話が印象的でした。私も何かきっかけになるものを見つけたいです。
・自分を変えるヒントを探しながら講義をうけてみようと思う。データサイエンスについて少し興味を持った。
・開発・起業に対しての関心が高まり、自身でなにかできないものかと考えさせられました。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第2回
平成29年4月13日(木)

村重 慎一郎
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部 シニア・マネジャー
データサイエンス講座(1) 概論 ~データサイエンスに求められる要件~

今回は、村重様にアクセンチュア株式会社の紹介とビジネスにおけるデータサイエンスについて講義していただいた。アクセンチュアの会社の規模は売上高から見て約3兆6千億円、従業員から見て全世界で約38万人である。強みとして、業界への深い理解に基づいた戦略立案から分析実行、システム構築、運用設計実行支援までEnd-To-Endでサービス提供することで、アナリティクスの効果を最大化するということである。また、データサイエンティストとは、データから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すプロフェッショナルであるとお話されていた。他にもデータサイエンティストに必要なスキルや自分の2030年の姿についてイメージをする演習などとても充実した内容で、学生にとって勉強になったと思う。

<学生の感想>
・技術の進化が絶えない現代において、いかにデータサイエンスが必要とされているかがよくわかった。また、イノベーションを起こすにあたってこのデータサイエンスは非常に重要な役割を持っていると思う。
・日本のデータサイエンティストがアメリカや中国はともかくとして、先進国の枠組みでもかなり不足していたことが意外だった。日本の企業もこれを重視する傾向にあるようなので、これからの講義を大切にしていきたい。
・現代社会におけるデータの収集、解析、活用の重要性を改めて確認することができ、学生生活の中でデータサイエンスに必要な力を培っていきたいと感じた。
・5年後、15年後になりたい自分の姿を聞かれてすごく困った。将来についてきちんと考えようと思った。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第3回
平成29年4月17日(月)

石橋 史朗 教授 (産学イノベーションセンター)
会津大学教員
会津IT日新館 アイデアコンテスト

今回は、石橋教授に会津IT日新館によるアイデアコンテストの概要について講義していただいた。今年度のレポートテーマは『会津にこんなアプリあったらいいな』であり、会津の特徴とITを活用した、商品化・事業化が可能なアプリケーションのビジネスプランを作成する。また、アイデアの創出法については、発想のヒントとなる多数の事例や、企画書についてのアドバイスについてお話されていた。実際に、マンダラートによるブレインストーミングでアイデアを抽出する演習など、学生は新たなアイデアを創出するノウハウを学習できたことだろう。是非学生たちにはオリジナリティー溢れるアイデアを生み出してほしいと思う。

<学生の感想>
・他人の案から想像をかきたてられて新しいアイデアが浮かんできた。これもアイデアソンならではの面白さだと思った。
・講師の話を聞くだけでなく実際に考えて手を動かし、皆でやるというのはまじめに皆取り組むし、将来的に活かせるだろうということが身についた気がするのでとても良い授業です。
・アイデアの抽出のとき、他人からの意見もいい意見だと思うのもあり、1人ではなく何人かでアイデアを深めることも大切だと思った。
・アイデアを出すのには短い時間だったので難しいと感じた。しかし、他の人が出すアイデアによって考え方が変わったり、楽にアイデアが思い浮かんだりできた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第4回
平成29年4月20日(木)

村重 慎一郎
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部 シニア・マネジャー
データサイエンス講座(2) 課題定義・仮説立案

今回は、村重様にビジネス課題の定義・仮説立案について講義していただいた。データ分析によりビジネス価値を創出するためには、本質的な課題の特定と優先順位付け、そして対応策の仮説立案を適切に行うことが必須である。課題定義や仮説立案をできるようにするために、まずはMECE判定ができるような考えるクセをつけ、多段階のツリーで考え、レベルを揃えて適切にグルーピングすることが重要である。小演習では、実際に某自治体の課題であった「市民税滞納者に対する架電応答率向上」について考察した。現在の状況を示した資料に基づき、グループワークでターゲット分析を実施した。様々な考え方や意見がありとても充実した時間であった。学生たちもデータサイエンスについてより深く学ぶことができたと思う。

<学生の感想>
・人によって問題に対する視点も解決手段も違うためアイデアを出し合うことが大切だと感じた。
・初めてグループワークをして、自分では思いつかないような案が出てくるのはとても新鮮だった。
・アナリティクスの実践前の段階で、課題や仮説などを深く考えなければならないことがわかった。これによって成否が決まるとは思っていなかった。
・スキルの高い人も必要だが、課題達成のために他の人とは違うアイデアを出せる人も必要だと感じた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第5回
平成29年4月24日(月)

磯貝 富夫
シャープインド前社長
グローバル人材となるための11ヶ条

今回は磯貝様にグローバル人材となるための11ヶ条について講義していただいた。冒頭に、日本にはインドしかないとお話されていた。磯貝様が海外で最初に学んだことは、走ることはすなわち逃げるということである。また、無神論者は人間ではないという考え方があるように、日本と海外では文化の違いに大きな差があるため、異文化を理解することは重要であるといえる。また、インドの魅力についてもお話されていた。例えば、多くの国が2050年頃にはより少子高齢化の深刻性が増す中で、インドは人口ボーナス期へと進んでいる。結論として、インドは今後ますます投資先としての重要性と魅力が高まっていく市場である。また、インドはグローバル企業で登用されるリーダーシップを備えた人材を多く輩出しており、そこにはインド人独自の思考法である「ジュガール(Jugaad)」が密接に関係しているとのことである。体系的なイノベーションのみを重視する日本企業がインドの「ジュガール」のスキルを補完することで、どれほどすばらしい効果を発揮できるかとお話されていた。学生は今回の講義をきっかけに、海外で活躍してみたいという刺激を十分受けたと思う。

<学生の感想>
・インドについて知識が無かった状態でこの講義を聞き、インドの大きさ、能力の高さ、将来性を学べてためになった。人間として成長するためのエッセンスにもなる講義だった。
・多くの視点を持って、諦めないで何事に対しても"対する立場"を持つことは大切だと思いました。先生の"視点"や"経験"は久しぶりに衝撃を受けました。インドや海外に行こうと本気で思いました。本当にありがとうございました。
・普段聞くようなことがない話を聞くことができ、自分は将来何がしたいのか参考になった。また、人の文化の価値観の違いは逆に自分に得る物があることに驚いた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第6回
平成29年4月27日(木)

関 雄太、佐藤 広大
株式会社野村資本市場研究所
フィンテックとイノベーション

今回は、関様と佐藤様にフィンテックとイノベーションについて講義していただいた。フィンテック(FinTech)は「Finance」と「Technology」を組み合わせた造語であり、ITを活用して決済や資産管理、投資アドバイスを含む金融サービスにおける新たなイノベーションの動きを表す概念である。フィンテックがもたらす金融サービス業のイノベーションとして、「より速く」、「便利に」、「安く」、「シームレス」な結果を生み出すとお話されていた。また、フィンテックの領域は広がっており、投資分野ではロボ・アドバイザー、クラウドファンディング、ブロックチェーンなどが挙げられる。しかし、フィンテックがもたらす可能性を確かなものにするためには、乗り越えるべき課題も多いのが現状である。ベンチャー企業だけではなく、既存の金融業界や金融機関、規制当局が協業して前進していくことが望まれる。学生も今回の講義を機会に情報工学の新たな可能性の発見や視野を広げることができたと思う。

<学生の感想>
・金融業界も今の我々が学んでいるコンピュータ理工学と関連性がかなりあると思いました。これからフィンテックのサービスがどんどん増え、今まで以上に日本が豊かになればいいと思いました。
・ITが進む現代において、フィンテックは非常に大きな存在であり、これからさらに進化・普及していく分野であると思った。従来の金融において、全ての要素にITを関与させることは課題点も多くあるだろうけど、将来に良い効果をもたらすことは間違いないと思った。
・フィンテックを活用したイノベーションには無限の可能性があると感じたが、やはり新しいことに不安を感じて敬遠してしまう人も多くいるので、最終的に利用するかどうかは別にして多くの人にその良さを知ってもらい、不安を少しでも解消する仕組みが必要だと感じた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第7回
平成29年5月1日(月)

熊坂 仁美
株式会社ソーシャルメディア研究所 代表取締役
ソーシャルメディアを活用した地域発信

今回は、熊坂様にソーシャルメディアを活用した地域発信について講義していただいた。情報過多の時代だからこそ、積極的かつ継続的な情報発信が重要である。地域の魅力を発信しPRすることは地域活性化につながる。そこで、会津の魅力をコンテンツ化し、ソーシャルメディアを使って発信する手法についてお話されていた。情報発信はやり方次第で大きな経済効果を生み出すことができる。そのためには各メディアの特性を知り、情報の広がり方を把握しなければならない。それを踏まえた上で地域の魅力を表現する。主なコンテンツとして、「心が動くコンテンツ」や「役に立つコンテンツ」がある。テーマやターゲット層を決め、メディアやSNSを利用して世の中に広めることが重要である。最後に、ハッシュタグはグローバル発信の鍵であるので今後利用してほしいとお話されていた。今回の講義を通して、学生は自分自身や会津の魅力を世の中にPRする手法を学ぶことができたと思う。

<学生の感想>
・「Fukushima」で調べた福島の悲惨な画像が印象的でした。海外に向けて発信するには言葉が無いメディアが広まりやすいというのに納得しました。自分のこと、地域のことを発信するシステムが身近にたくさんあることを改めて確認できました。面白かったです。
・情報を発信する上でSNS等を利用することが良いことや、また、伝えても受信側の住んでいる地域によって異なることがわかりました。それによって効果的な情報発信手段があり、使い分けていく必要があることがわかりました。
・自らの積極的な情報発信の大切さがよくわかる講義だと思った。何も行動を起こさないのではなく、自分達の良さをたくさん発信していけるようになりたいと感じた。
・今日お話を聞いて、SNSの重要性について考えることができた。今日、地元発信動画を見て、自分もこれらの事業に関わりたいと思った。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第8回
平成29年5月8日(月)

谷川 史郎
株式会社野村総合研究所 理事長
非連続に変化する産業構造 『今、地方が面白い』

今回は、谷川様に非連続に変化する産業構造について講義していただいた。今、日本経済は縮小している傾向にある。一人あたりのGDPも日本は22位に位置づけている。日本よりも一人あたりのGDPが高い、デンマークの様な小国の生き様には参考にすべき点がある。日本とは違う国民の教育方針が国際競争力を高めたのである。加速しているIoTのような情報技術の革新と、当面止まらない人口減少が、非連続に変化する産業構造にどう影響を与えていくのかを考慮することが重要である。また、同時に少子高齢化時代にも差し掛かっており、労働力不足は地元の産業構造を変えるのである。また、中小企業部門で大きな格差が生まれる。しかし、人口が減少している地方でも増える市場がある。地方バス事業や、死亡率上昇に伴う「死生観」の変化によりヘルスケア産業の構造が変わる。ITによって競争の穏やかな地方で新業態が生まれる。市長の仕事は、「地元企業育成」であり、市長自らが地元の企業を巻き込み、官民連携による事業創造することが重要である。これらのように今、地方が面白いのである。学生も、地方産業にも視野を広げ、非連続に変化する産業に是非関心を持ってほしいと思う。

<学生の感想>
・日本では少子高齢化が進んでいるが、それを逆手にとって利益にするという発想が新鮮だった。
・地方には都市にはないビジネスのチャンスがあることが分かった。経済発展するには合理的な判断も大切なのだと分かった。
・現在の様子から判断するのではなく、数十年後の人口推移など、現在から未来にかけて分析し、事業を起こすことが重要であるとわかった。
・統計的予測や現状の市場分析による根拠のある説明で、非常に興味深い知識が得られた。国内外についての分析から産業の進むべき方向がわかった。実際の企業の例なども見ることでこれまで気づかなかった地方の利点もわかった。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第9回
平成29年5月11日(木)

板野 愛
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部
データサイエンス講座(3) 統計データ分析の基礎

今回は、板野様に統計データ分析の基礎について講義していただいた。「データ分析によりビジネス価値を創出」するためには、立案された仮説の検証に必要なデータを収集し、検証に適した形に加工することが必須である。実際に、データ収集・加工には全体の80%の労力を要するほど重要なプロセスである。分析作業の非効率化や望んだ結果が得られない等、データ起因で様々な問題が起こる為、データ収集時には、分析要件を満たすデータであるかの確認が欠かせない。また、ビジネスで行うデータ解析においては、解析に進む前に欠損値割合・分布の確認を通じてデータに無効な値が含まれていないか確認し、必要に応じてデータを修正加工することが大事である。プロジェクト型演習では、アンケート結果から、データの収集と加工をグループワークで実施した。様々な考え方や意見を発表し合う等、とても充実した時間であった。学生たちもデータサイエンスについてより理解を深めることができたと思う。

<学生の感想>
・SQLなどを使ったデータ処理に関する勉強はしたが、実際のアンケートなどを使ったデータの収集や加工については考えたこともなかった。実践的なことも学べた。
・データの収集・加工にどのくらいの労力を要するかで80%ということには驚きでした。プロジェクト型演習を実際にやってみていい経験になりました。実際のデータを分析する難しさもわかったので良かったです。
・実際のアナリティクスの手法を現実的なイメージを持ちながらアクティビティを通して学ぶことができ、貴重な機会だった。データから自分達で問題点とアクションプランを考えることで楽しみながら授業を受けられた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第10回
平成29年5月15日(月)

王軍波准教授(会津大学 コンピュータ理工学部)、石橋史朗教授 (会津大学 産学イノベーションセンター)
会津大学教員
シリコンバレー紹介・ビジネスアイデア発表会

前半は王准教授から、米国シリコンバレーの紹介をしていただいた。世界的なイノベーションの拠点であるシリコンバレーの特徴や、活性化の要因などについて分かりやすく解説いただいた。また会津大学の海外拠点を活用したインターンシップ研修の状況についても説明が行われた。後半は、石橋教授にビジネスアイデアの発表会をしていただいた。第3回目の講義を受けて、学生たちに会津の特徴とITを活用した、商品化・事業化が可能なアプリケーションのビジネスプランを作成してもらった。オリジナリティ溢れるアイデアの中で、特に優秀なアイデアを石橋教授に発表していただいた。選出された学生に詳細を説明してもらい、学生たちでそのアイデアを共有した。優秀者のアイデアはどれも斬新であり、商品化・事業家に結びついてほしいものばかりである。これを機会に、学生たちは新たなアイデアを創出する楽しさを実感できたと思う。

<学生の感想>
・他の人のアイデアが自分にはない発想でとても参考になった。
・自分の作品が優秀作品に選ばれ、それを嬉しく思うとともに、他の作品を見て様々な視点からアイデアというものは考えられるのだと実感した。
・アイデアコンテストを通して、様々な見方、わかりやすい内容だったため、そのような発想を自分もできる様になりたいと感じた。
・多くの発表者が会津をより良くするために知恵を絞り、アイデアを練り込んでいるということが感じられた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第11回
平成29年5月18日(木)

窪田 泰助
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部マネジャー
データサイエンス講座(4) 実践的データ分析 ~探索的データ解析

今回は、窪田様に基本統計量・相関分析について講義していただいた。今回の講義の重要点となる、探索的データ解析とは、基本統計量の算出やデータ可視化の背景にある関係性等を探る。その後仮説を導き出す、検証していくというプロセスをとるデータ解析のことを指す。探索的データ手法で重視される基本統計量算出・可視化はとても大事であるとお話されていた。また、相関分析について、相関とは異なる事象間の結びつきの強さを表したもの。ビジネス的観点からは因果関係が存在していることが重要である。比較したい変数の種類によって、適切な分析手法を選ぶ必要がある。分析の結果から更なる発展性が見えて時間をかける価値があると判断されれば、予測モデル等のステップに進むことができる。プロジェクト型演習では、データという根拠に基づいて論理的に筋が通った提案の考察をグループワークで実施し、積極的に取り組む姿が見られた。学生たちもデータサイエンスについてより理解を深めることができたと思う。

<学生の感想>
・基本統計量や相関分析はビジネスに関係が深いものだということがわかった。言葉の説明だけでなく、例もあり、イメージがつきやすく理解することができた。
・データから分析をして、課題を解決することは難しく感じた。他とは違う着眼点を持つことが大事だと学んだ。
・どの目標を立てるかによって、そのために検証しなければならない事柄が違うことを知りました。
・実際に、本格的な統計分析を学ぶことによって現場で用いられているであろうそれらの使い方や論理を知ることができ、分析の全体が見えた。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第12回
平成29年5月22日(月)

田路 則子
法政大学 経営学部&ビジネススクール 教授
シリコンバレーを支える移民の起業家活動

今回は、田路様にシリコンバレーと東京の起業家活動の最前線について講義していただいた。シリコンバレーの特徴として、企業の新陳代謝が激しい、移民が多く流入し特に優秀な技術系人材が集まる、そしてベンチャー・キャピタルが豊富な資金とノウハウを提供していることが挙げられる。日米のWEBビジネス起業家の比較をしたところ、米国のほうが理工系比率、大学院卒の割合が多い、また米国は複数回起業する起業家が多い。理由として、米国は立上げ投資の獲得が容易いからである。しかし、追加投資は難しい。一方で、日本は立上げ投資よりも追加投資のほうが容易い傾向がある。今回の講義で、学生たちは日米の起業活動の違いや最近のWEB&モバイル関連のビジネスについてより深く理解することができたと思う。

<学生の感想>
・ITの本場のアメリカ・シリコンバレーのベンチャーについて知る良いきっかけになった。日本のベンチャーとアメリカのベンチャーの違いなども知ることができ、ベンチャーに目を向ける機会となった。
・シリコンバレーの現状だけでなく、起業に関連した日本と米国の違いを知ることができた。米国は日本と比べて変化が激しいということを感じた。また、日本は現状維持を優先しているということが読み取れた。日本にも新陳代謝の激しさがもっとあってもいいのではと思った。
・シリコンバレーはハイテク産業が世界的にも盛んであるということは知っていたが、技術者人口の多くを移民、特にアジア系が占めているということを初めて知り、アジアの底力を思い知った。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第13回
平成29年5月25日(木)

窪田 泰助
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部マネジャー
データサイエンス講座(5) 実践的データ分析 ~予測モデル構築

今回は、窪田様に単回帰分析・重回帰分析、決定木分析について講義していただいた。回帰分析とは、変数間の関係を、結果(目的変数)と要因(説明変数)として回帰式でモデル化することである。分析に使用される目的変数及び説明変数は量的データである。回帰分析において、説明変数が1つの分析モデルを単回帰分析と呼び、2つ以上の分析モデルを重回帰分析と呼ぶ。また、決定木分析の目的は、大きく分けて「構造の理解」と「新規データを分類」の2つである。回帰分析と決定木分析には違いがあり、回帰分析は、実績データを元にモデル化して一般化するのに対し、決定木分析は実績データを整理し理解し易くするものである。このように、データに応じて様々な分析手法を使い分けることが重要である。プロジェクト型演習では、決定木分析の結果より得られたデータから、提案すべき内容の論拠の考察をグループワークで実施した。今回の講義は学生たちにとって少し難しかったようだが、実践的なデータ分析について理解を深めることができたと思う。

<学生の感想>
・今日の講義では様々な分析について学ぶことができました。いろいろな場合でこの分析は使えるので、頭に入れておきたいです。時間があれば分析の方法について調べてみたいと思いました。
・毎回のグループディスカッションはとても楽しいですし、身になることが多いです。話を聞いていると日常に関連していることが割と多いなと思いました。分析について興味がある部分があるので、もう少し詳しく調べてみようと思います。
・今日の講義は具体的な計算があり少し難しかったです。これからも楽しみです。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第14回
平成29年5月29日(月)

栄藤 稔
株式会社NTTドコモ 執行役員
シリコンバレーに学ぶ起業に必要なスキルセット

今回は、栄藤様にシリコンバレーに学ぶ起業に必要なスキルセットについて講義していただいた。シリコンバレーのベンチャー業界の主な特徴として、「確立されたエコシステム」と「長いベンチャーマーケットとしての蓄積」がある。エンジェルとベンチャー・キャピタルが多数いるため、立ち上げから外部資金を獲得することが可能である。これにより速く成長することができ、大手企業への売却を狙うことができる。しかし、事業形態によって外部投資家との関係性は大きく異なる。企業が他者と比べて優位性を持っているかどうかも投資判断の材料となる。そのため常に投資トレンドを把握することも重要である。最後に、学生のうちにやっておくべきこととして「コード書き」、「情熱が持てる目標」、「社会への洞察」であるとお話しされていた。学生たちは今回の講義をきっかけに、よりグローバルな広い視野で将来について考える機会となったと思う。

<学生の感想>
・今回の講義を通して、卒業した後についてもう少し考えなくてはいけないと思いました。シリコンバレーについてのお話しも聞けて、とてもシリコンバレーについて興味を持ちました。コンピュータサイエンスを学んでいるからにはコードを書けるようにしておきたいです。年収2000万を目標に頑張っていきたいです。
・中々聞けない貴重な講義だった。自分がこれから勉強するべきことが明確になった。シリコンバレーの特徴についてもとてもおもしろかった。
・大人とつながりを持って社会について色々学ぶことは大切だと思った。新聞などで経済などの情報をしっかり把握して先を読むことが大切だと思った。

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ベンチャー基本コース各論Ⅰ第15回
平成29年6月1日(木)

村重 慎一郎
アクセンチュア株式会社 デジタル コンサルティング本部シニア・マネジャー
データサイエンス講座(6) データサイエンススキルの要諦・総合発表

今回は、データサイエンス講座のプロジェクト型演習の総合発表と、村重様に総評をしていただいた。全6回から成るデータサイエンス講座の集大成ということもあり、学生たちから活気や緊張を感じた。15チームがそれぞれ異なるアイデアの提案を3分間のプレゼンテーションで発表した。アイデアの共有は学生たちにとって良い刺激になったと思う。総合発表後に村重様からチーム毎に評価をしていただいた。学生たちは本講義を通して外部講師の方々から色々な事を学び、データサイエンスについてより興味を持ち、更に理解を深めることができたと思う。

<学生の感想>
・他のグループの発表を聞いて、様々な考え方を共有できたので楽しかったです。全15回の講義で学んだことを今後活かせることができたらいいなと思いました。
・プレゼンをするときは、数字を表すとより分かりやすく伝えることができると思いました。
・チームでどんな課題があり、解決策が存在するのか考えるのは大変であり、1つ浮かび上がってまとまった時の達成感が良かった。また、チームなので色んな視点からカバーし合えたことを感じられた。
・データ分析から、どういう施策を取るべきかを明確に判断する能力を身につけたいと思った。この経験を実際のビジネスにも活かしていきたい。また、コミュニケーション能力も非常に重要だと思った。
・アクセンチュアさんにはいろんなことを教えていただきありがとうございました。これからデータ分析を頑張ろうと思いました。

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お問い合わせ先メールアドレス
sad-aas@u-aizu.ac.jp