2012年06月05日

会津大学はロシアのモスクワ教育大学(Moscow State Pedagogical University)と大学間協定を締結し、 海外の大学・研究機関等との協定数が60になりました。世界16か国60の大学等との協定は、学生が各国の 最先端技術を学び、国際感覚を養う絶好の機会となります。

MSPUとの協定は5月25日(金)、同校のVictor Chertov国際交流担当副学長が会津大学を訪れ、調印式が行われました。 MSPUはソビエト連邦で最初の教員養成機関から1990年に現在の大学へと発展。人文社会学系の幅広い教育、研究が行われて います。会津大学はMSPUのサービス・サイエンスに注目し、この分野をはじめとする共同研究の推進から、更なる グローバル化を目指していきます。

また、3月にはナイジェリアのアフリカ科技大学(African University of Science and Technology)とも協定を 結んでいます。AUSTはアフリカの経済・社会的変革をリードする科学者、技術者を養成するため、2007年に開学。 コンピュータ・サイエンスをはじめ5つの修士プログラムを提供しています。世界各国から教員を招き、会津大学からも Mohamed Hamada上級准教授、Abderazek Ben上級准教授が講義を担当してきました。この協定では、特にAUSTの コンピュータ・サイエンス分野におけるカリキュラム開発に会津大学が協力していきます。

協定する海外の大学等との連携を強化すると共に、今後も世界へのネットワークを広げていきます。