2010年05月10日

原忠博さん(博士前期課程2年)が、ロシアで行われた国際会議で口頭発表を行いました。
サンクトペテルブルグ大学応用数学・制御工学部主催の第41回制御プロセスと安定性に関する国際会議(CPS'10、4月5日~8日開催)で、原さんは 「データマイニングを用いた学習管理システムの使用パターンの評価」という研究論文を発表しました。原さんの研究は、コンピュータを利用した 学習効果の測定手法を明確にすることで、より効果の高いeラーニング環境の提供を可能にすると見込んでおり、その内容について各国の参加者との 議論も行いました。
国際会議に参加し、最新の研究成果に触れた原さんは、参加者の意見を今後の研究に活かし、地域の教育に貢献する技術を確立したいと話しています。
会議を主催したサンクトペテルブルグ大学応用数学・制御工学部は会津大学と学部間協定を締結しています。原さんはキャンパスの見学や研究室を 訪問し、学生との交流も深めました。


発表の様子


サンクトペテルブルグ大学の学生と