2011年12月13日

SAISUA/CSIP共催の第14回インターナショナル・トークが、2011年12月13日(火)18時10分から 研究棟2階で開催されました。
発表者は本学の3年生、会田亘宏さんで、題して「暇だから、 ちょっと世界一周してきた」。会田さんは約2年かけて45カ国を巡る世界旅行に挑み、今年9月に 無事達成して帰国しました。
上海から始まった放浪の旅は、インドで自転車を盗まれたり、 ネパールでエベレストに登って高山病と闘ったり、行く先々でいろいろな出会いがあり、 得難い経験を重ねました。アジアからヨーロッパへ入り、中東を抜けてアフリカへ。 アフリカを南下して、喜望峰から南アメリカへ渡り、今度は南米を北上して北米へ。
アメリカ合衆国では東から西へ車で大陸間横断を敢行しました。そしてサンフランシスコから空路、 日本へ。この間1年10カ月を要しました。
この旅の途中で、3月の東日本大震災と大津波の 報に接し、放浪の旅を切り上げて帰国することも考えたそうです。が、幸い宮城県内の自宅は被災 を免れ、ご家族の無事も確認できたため、旅を続けることに。
たくさんの感情や経験を 味わった会田さんのお話に、本学の教職員や学生など30名を超える参加者が集まりました。トークの 合間にさまざまな質問が飛び交い、終了後も会田さんは質問攻めにあっていました。