私は「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に採用され、2019年1月から8月までの7ヶ月間カナダにあるウォータールー大学に研究留学していました。

Robohubというロボットの研究施設で開発を行なっていたのと、学生の自動運転の開発チームに入っていました。私は2タームの間カナダにいました。1ターム目は研究面では磁石浮遊ロボットのvisual positioning systemの開発を行っていました。自動運転の開発チームでは地図生成と自己位置推定の機能の開発をしていました。2ターム目は、研究面ではrobohubという研究施設に移り、ロボットアームの為の6次元での物体の位置推定を行っていました。自動運転の開発チームでは、チームの人に推薦してもらい、processing teamのリーダーになりました。実際にやっていたことは、高精度地図の可視化ツールを作っていたのと、チームメイトのマネジメントです。研究、開発面では自分の興味のある分野も含めてあらゆる分野に詳しい学生がおり、世界トップ級の結果を研究面でも開発面でも出している学生がおり、とても刺激的な環境でした。

私は英語が下手だったので、コミュニケーションには苦労しました。特にチームリーダーになってからは、自分のチームの人のマネジメント、他のチームの人とのミーティングなどがあり、英語を開発の現場で使うことが多く、辛いこともありましたが、結果的にはエンジニアとしてかなり良い経験が出来て、かつ友達も多く出来たので良かったと思っています。

生活面では、カナダはフレンドリーな人が多く、人種も多様でいろいろな国から来ている人がいました。おかげで色々な国の話を聞くことができました。人種差別は皆無であらゆる人種の人が対等に暮らしていて、カナダ人も多様性を誇りとしていて素晴らしい国だなと思いました。

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自動運転コンテストでの集合写真             開発していた自動運転車の大会での様子