大学院博士前期課程1年の村澤冬雪さんが、平成22年度会津大学海外派遣支援事業(海外中期派遣)に採用され、 平成22年12月からニュージーランドのワイカト大学で研修を行っています。研修期間は平成23年11月までです。
村澤さんのニュージーランドでの研修や生活の様子をご紹介します。

ワイカト大学研修 現地報告(平成23年6月)

博士前期課程1年 村澤冬雪

私はデジタルライブラリ研究室の招待で2010年12月からニュージーランドのハミルトン市にあるワイカト大学で勉強しています。 この大学ではAとBの二学期があります。1学期では多くて4つの授業しか取れません。私の友達は4つしか取っていないのに、 どの授業もたくさんの宿題が出て、それを完成するのに毎日が寝不足になるほど忙しいです。私は2月からIELTSクラスを1ヶ月ほど受けました。 この授業ではIELTS対策について勉強しました。授業は月曜日から金曜日までの9時から12時まで2週間サイクルで実施されました。 10時半から15分ほどの休憩があります。私はこの授業を受けて一番伸びたのはライティングです。3月からDesign and Analysis of Algorithmsという コンピュータサインス専門科目の中で一番人気の授業を受けています。この授業は3回の講義と2回のチュートリアル、計5回があります。講義では日本と 同じく先生がホワイトボートを使用して授業内容を説明します。チュートリアルはチューターがいて宿題について説明をしたり、学生の質問に答えたりします。 学生の勉強意欲はとても高くて、授業中で質問するのはよく見かけます。授業自体はともて楽しいです。先生はたまに授業中に冗談を言ったりします。 この授業はcomp317という番号でワイカト大学に登録されています。Compはコンピュータサインスの略で、317は名前の通り3年生が履修する科目です。 ニュージーランドでは番号が高くになれにつれて、難易度が高くなります。講義とチュートリアル以外にこの教科を勉強する時間が多く必要となるという 意味にも繋がります。

生活面においては、今RimBrookという女子寮のような施設で日々を送っています。ここでは私を含めて6人の学生と4人の管理者が住んでいます。 寮にはいろいろな規則があります。それぞれの住民に掃除の役割が分けられています。私は先月までは厨房を担当していたが、今月はトイレとシャワー室です。
学校が始まる前までは、たくさんの新しい体験をしました。始めてニュージーランドでクリスマスと新年を過ごしました。マオリ族の村に行ってみたり、 海に行ってみたり、航海したり、ラグビ試合を観戦したり、ハミルトンガーデンでコンサートをみたり、演劇を楽しんだりしました。
あっという間にもう半年が過ぎました。ニュージーランドでの生活はだいぶ慣れました。今までは授業の勉強についていくのに忙しかったため、 あまり友達をつくる時間がありませんでした。残り半年はデジタルライブラリ研究室での勉強を中心に活動し、たくさんの友達を作る予定です。