学部3年の大堀文子さんが平成18年度会津大学海外短期研修支援事業に採用され、米国のローズハルマン工科大学で平成19年3月4日から18日まで2週間、短期研修を行ってきました。大堀さんの研修や生活の様子をご紹介します。

ローズハルマン工科大研修報告

会津大学コンピュータソフトウェア学科3年 大堀文子 (平成19年3月26日)

ローズハルマンの学生と

2007年3月に、2週間のRHITで海外研修を経験してきました。RHITでの大学生活は、予想以上に楽しく、そして有意義なものでした。大学の気候は、会津の3月の気温よりも寒く、風は強かったですね。その寒い中で私は、上着を数枚羽織っていたのですが、RHITの学生は半袖だったり、とても薄着で、驚きました。環境から受ける影響は大きいな...などと思っていました。

まず、授業の他で学ぶことは、とても多かったように思います。まず、食事についてです。食事は不安を抱えながら渡米したのですが、学食がビュッフェ形式で、毎食毎食、がっつり食べていました。中でも、毎食ピザを食べていました。毎回ピザと聞いたら飽きそうですが、とても美味しく、全く飽きませんでした。体重は...まぁそれなりになりました。学外の食事につれていってもらい、サーロインステーキを食べもしました。他にも、ボーリングや、ハイキング、ショッピングなどいろいろな場所につれていってもらいました。2週間というのは、普段なら、何もできずに過ぎてしまう短さですが、RHITで過ごした2週間は、とても密度の濃いものでした。

さて、授業についてです。始めの1週間は、聞く力や、話す力が授業に追い付かず、苦労しました。唯一の救いは、比較する意味で、一度受けたことのある授業に出席したりしたので、理解に苦しめられる場面はなかったことです。そして、2週間目は、また別の授業を履修したのですが、授業内でのディベートの場面では、1週間目よりは聞く力がついたなと実感することができました。そして、会津大学に戻った今、行く前よりも授業や打ち合わせの場面で、積極的な質問や、ディベートを行うように心がけるようになりました。
しかし2週間という短い期間のなかでコミュニケーション系の能力を向上させることは難しかったようです。英語の能力はまだまだなので、また、このような機会があれば積極的に参加していきたいです。