SAISUA/CSIP共催の第4回インターナショナル・トーク「海外でのキャンパスライフとは?」を6月27日(水)18時から19時30分まで研究棟2階のラウンジで開催しました。参加者は、本学の学部生・院生15名と、大学の教職員7名の合計22名でした。大学の海外短期研修支援制度に採用されて海外の大学に派遣された2名の学生に、その研修内容やプライベートライフについて発表していただきました。
最初の発表者は修士課程1年の町野高哲君でした。今年の2月27日から3月20日まで3週間、アイルランドの国立ダブリン大学で研修しました。大学の寮に入れなかったため、B&B(ベッドと朝食付きの)ホテルに滞在した彼は、毎日片道1時間かけてバスで通学しました。卒論を修了していた彼は、先方の大学の先生の研究室で博士課程の学生さんたちと議論を深めて自分の研究を進めることができたそうです。
次に、同じく3月4日から17日まで2週間アメリカのローズハルマン工科大学へ短期研修に行ってきた学部4年生の大堀文子さんが発表しました。彼女は大学の寮で生活していたので、ルームメイトなどの友人がすぐにできて楽しくキャンパスライフを過ごすことができました。2週間の間に参加した授業についても詳しく話をしてくれました。
それぞれの発表の後にはさまざまな質問が飛び交い、活発な意見交換ができました。参加してくれた海外短期研修に意欲のある学生さんたちにとっては、貴重な話がきけて大変参考になったことでしょう。(次回のインターナショナル・トークは、10月に開催する予定です。)

(参加者のコメント・抜粋)

  1. 自分は前々から短期留学に興味があったので、お二人の話を聞けてとても参考になりました。特にローズハルマン工科大に行った大堀さんは、授業や海外での生活を詳しく話してくださり、自分もこのような大学に留学したいと思いました。(学部3年)
  2. 町野さんと大堀さんのお話を聞くと、やはり国によって生活習慣や価値観の違いを感じさせられます。日常全く気にしていない、当たり前になっていることでも、海外に行くと全く異質なものになっている。そこで得た経験から、今までの自分や、周りの環境を見直すことができるようになる。お二人の話を聞いて、正直なんとなく思っていたことが確信につながり、一層海外への留学に対する興味が深まりました。(学部3年)