学部
カリキュラムの特色
本学のカリキュラムは、IEEE(注1)やACM(注2)によって議論されてきたコンピュータ理工学分野の先導的教育カリキュラムであるCC2005(Computing Curricula 2005)をベースにしています。 進歩の速いコンピュータ社会に柔軟に対応し、また学生が希望する進路に応じた専門領域の科目を履修できます。履修の計画から学習まで個々の学生の主体性、自立性を前提としたカリキュラムです。
- ※1
- IEEE (The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)
- ※2
- ACM (Association for Computing Machinery)
1. フィールド(専門領域)とトラック(履修モデル)の選択
学生が希望する進路に応じて、次の5つのフィールド(専門領域)を設定しています。 自らの進路を見据えて、自分がどの領域の専門性を身につけたいのかをじっくり考えてください。各専門領域には、それぞれトラック(履修モデル)が示されているので、これを参考にして、4年間の履修計画を自ら立てて下さい。トラックごとに定められた科目の単位を修得することにより、キャリアプランニングに応じた専門的な知識が身につきます。 なお、履修計画では、複数のトラックを選択することも可能です。また、本人の適性により、途中でトラックを変更することも可能です。
| フィールド名 | トラック名 |
|---|---|
| コンピュータ・サイエンス(CS) 資料(2007/09) |
コンピュータ・サイエンス基礎(CF) 資料(2011/5/23) |
| コンピュテーショナルモデリング(CM) 資料(2011/05/30) | |
| コンピュータシステム(SY) 資料(2007/09) |
コンピュータシステム設計(SD) 資料 (2011/06/06) |
| VLSI Design (VD) 資料(2011/05/23) | |
| コンピュータ・ネットワークシステム(CN) 資料(2007/09) |
コンピュータ・ネットワークシステム(CN) 資料(2011/06/06) |
| 応用情報工学(IT) 資料(2007/09) |
バーチャルリアリティとヒューマンインターフェース(VH) 資料(2011/06/06) |
| ロボット工学と制御(RC) 資料(2011/05/30) | |
| バイオメディカル情報技術(BM) 資料(2011/06/13) | |
| ソフトウェア・エンジニアリング(SE) 資料(2007/09) |
ソフトウェア・エンジニアリング(SE) 資料(2011/06/13) |
各フィールドの内容と卒業後の進路
- コンピュータ・サイエンス(理論やアルゴリズムの数学的基礎から応用分野でのコンピュータ利用法を学ぶ。)
⇒ 金融工学アナリスト、ITコンサルタント等 - コンピュータシステム(コンピュータやコンピュータシステムの設計と構築を学ぶ。)
⇒ コンピュータシステム開発、家電・車載機器開発等 - コンピュータ・ネットワークシステム(コンピュータ・ネットワーク、ネットワーク構築法、ネットワークを介したサービスを学ぶ。)
⇒ ネットワークエンジニア、通信関連 - 応用情報工学(ビジネス、政治、健康、教育、その他様々な分野で必要となる情報技術について学ぶ。)
⇒ ロボット関連、医療関連、ゲーム開発等 - ソフトウェア・エンジニアリング(信頼性や効率性を考慮しながら大規模なソフトウェアシステムを組織的に開発・運用・管理する方法を学ぶ。)
⇒ 大規模システム開発、プロジェクトマネージャー、システムアドミニストレーター等
※ 平成24年度現在でトラック数は9つありますが、今後時代の要請に柔軟に対応するため、トラックは変更されることがあります。
2. 科目の種類
このカリキュラムにおいては、次の五種類の科目があります。
- A.
- 基本推奨科目 (Strongly Recommended)
- どのトラックを選んだとしても、コンピュータ理工学の基礎として履修しておくことが推奨される科目です。
- B.
- トラック推奨科目 (Track Recommended)
- 希望するトラックに応じて選択することが推奨される科目です。
- C.
- 一般科目 (Others)
- A及びBのいずれにも属しませんが、さらに広く高度な知識を得るための科目です。単位を取得すれば卒業に要する単位数に含めることのできる科目です。
- D.
- 自由科目
- 教職課程でのみ必要な科目や課外プロジェクト(SCCP)等が該当し、卒業に要する単位数には含めることができない科目です。
- E.
- 必修科目
- 卒業論文が該当します。(卒業論文の詳しい説明は「6 卒業論文」を参照してください。)
3. 先修条件
いくつかの科目間には密接なつながりがあります。先行する科目の単位修得を後続する科目履修の前提とすることを、先修条件と言います。先修条件を満たすためには、成績評価においてD評価以上を修得する必要があります。ただし、D評価は、単位修得とはなりません。
| (例)アルゴリズムとデータ構造(基本推奨科目) ⇒アルゴリズム特論(トラック推奨科目) 「アルゴリズム特論」を履修するためには、「アルゴリズムとデータ構造」を履修し、成績評価においてD以上の評価を得なければなりません。 |
4. トラック修了認定
トラックごとに設けられた所定のトラック推奨科目の単位修得によってトラック修了を認定します。複数のトラック修了認定も可能です。(トラック修了認定の詳しい説明は「15 トラック修了認定」を参照してください。)