学部

【教養科目】

人文・社会 (H)
哲学、文学、心理学、経済学、法学、論理学、保健体育理論など14 科目の人文社会関係科目のう ちから、4 科目以上を履修する。それによって、コンピュータ理工学の知識だけでなく、幅広い教 養知識に基づいて主体的に学び続けることのできる、人間性豊かな社会人の育成をめざした教育を 行う。
体育実技 (PA)
基本推奨科目である体育実技科目を履修することを通じて、健康で豊かな社会生活を維持するため の能力と習慣が身につくよう教育を行う。

【英語科目】

[一般]
1,2 年次の基本英語科目では、大学教育で必要な英語の習得に向けた教育を行う。3,4 年次の英語科目では、コンピュータ理工学の分野で英語を使用することを奨励する教育を行う。
[異文化理解]
英語の授業を通し、多面的な視点の存在に気づき、意志疎通をスムーズに行うために文化の違いを 配慮できる人材を育成するための教育を行う。
[スピーキング、リスニング]
英語を使用して自分の意見を伝え、研究内容を口頭で発表・質疑応答をすることに向けた教育を行う。
[リーディング、ライティング]
国際的に通用する形式で研究論文を書き、英語の文書を読み、職場での日々の英語文書のやり取り を的確に行えるよう、教育を行う。

【専門基礎科目】

数学関連科目 (M)
線形代数学、微積分学を基本的な講義演習を通して学び、数学の計算原理を理解した人材の育成をめざした教育を行う。さらに発展した内容として、確率統計学ではデータの整理と解析をする具体的能力を身につけるための教育を行う。また、専門科目で必要な基礎知識として、フーリエ解析や計算幾何学などの高度な数理能力も養う。このような学習を通して論理的な思考力や客観的判断力を養い、コンピュータ理工学の専門科目での応用に向けた教育を行う。
自然科学関連科目 (NS)
力学、電磁気学を基本的な講義演習を通して学び、物理の自然法則を理解した人材の育成をめざした教育を行う。また、専門科目で必要な知識として、量子力学や半導体デバイスなどの高度な知識も学ぶ。このような学習を通して論理的な思考力や客観的判断力を養い、コンピュータ理工学の専門科目での応用に向けた教育を行う。
コンピュータ基礎関連科目 (L)
コンピュータ基礎関連科目では、コンピュータサイエンティスト・コンピュータエンジニアとして必要不可欠なコンピュータの基本的な使用方法(リテラシー)とハードウェアとソフトウェアの基本知識を学ぶ。また、現代のコンピュータ社会においてコンピュータが活用されている応用事例や、コンピュータを活用する上で理解すべき情報倫理や情報セキュリティに関する教育も行う。
プログラミング関連科目 (P)
プログラミング関連科目では、基礎的なプログラム作成・実行方法から始め、高度なプログラムを作成するための知識とスキルを養う教育を行う。また、C 言語やJAVA といった複数のプログラミング言語を学ぶことで、言語による文法の違いを認識し、新しいプログラミング言語を習得するためのスキルを養う教育を行う。
コンピュータ理工学基礎関連科目 (F)
コンピュータ理工学基礎関連科目では、コンピュータ理工学において必要なコンピュータ技術とソフトウェアに関連した基礎的な内容を学習し、専門基礎科目から専門科目へと橋渡しをするための教育を行う。具体的には、コンピュータを構築するための基本的な理論としてのコンピュータアーキテクチャ論やオペレーティングシステム論などの科目、コンピュータで情報を表現・分析するための基本的な理論としての離散系論や情報理論などの科目、さらには、コンピュータで現実の問題を効率的に解決するための基本的な理論としてのデータベースシステム論、言語処理系論などの科目を学ぶ。

【専門科目】

コンピュータシステム関連科目 (S)
新しいコンピュータシステムの設計や構築ができる人材を育てるために、コンピュータの動作原理や構成、ハードウェアやソフトウェアに関する下記の基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (1) オペレーティングシステム、及び、コンピュータアーキテクチャの基礎知識 (2) ディジタル集積回路設計:論理回路設計、レイアウト設計 (3) アナログ集積回路設計:電気・電子回路、インターフェイス集積回路 (4)通信システム:通信ネットワーク、ディジタル通信システム (5) 応用:組込みシステム、並列コンピュータアーキテクチャ
コンピュータネットワーク関連科目 (N)
ネットワーク社会で活躍できるネットワーク技術者、システムエンジニアを育成するために、コンピュータネットワークやネットワークプログラミングに関する下記の基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (1) ネットワークの基礎知識:インターネットの構成、ネットワークモデル、プロトコル、通信システム (2) ネットワークプログラミング技術: ソケットプログラミング、Web プログラミング、アプリケーションの作成 (3) ネットワーク運用・管理:ネットワークの設計、構成、監視、管理、性能解析 (4) 各種のネットワーク: マルチメディアネットワーク、モバイルネットワーク、ネットワークセキュリティ
アプリケーション関連科目 (A)
ビジネスや医療、教育、環境、宇宙開発などのさまざまな分野でコンピュータを応用できる人材を育てるため、情報解析、情報利用に関する基礎知識と、それを実問題に応用するスキルを養う教育を行う。線形システム論、ディジタル信号処理、画像処理、コンピュータグラフィックス、機械学習といった基礎知識に基づいて、下記の三つの応用分野に関する教育を行う。 (1) 仮想現実とヒューマンインターフェース(VH) Web や各種イメージングデバイスを用いた、画像処理、音声処理、2D/3D 映像処理、ヒューマンインターフェースの構築に関する基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (2) ロボットと制御(RC) ロボットや機械を制御する手法を学ぶため、ロボット機構と制御アルゴリズム、自律制御及び人工知能に関する基礎知識とスキルを養う教育を行う。 (3) 医学及びバイオ応用(BM) 医学、バイオ技術へのコンピュータ技術の応用を学ぶため、医用画像処理、GIS、モバイル医療、バイオメトリクスと医療情報に関する基礎知識とスキルを養う教育を行う。
ソフトウェアエンジニアリング関連科目(SE)
大規模化、複雑化した現代のソフトウェア開発に適応できる、ソフトウェア工学の基本的な手法、 技術、ツールの知識を身につけた技術者の育成をめざす。さらに、それらを現実世界で応用できる能力を身につけるため、開発プロセス、プロジェクト管理、チーム作業などについての基本的な知識と実践的な演習を交えた教育を行う。 ソフトウェアが利用される分野は多岐にわたり、その開発においては、対象分野・環境を分析し理解することが欠かせない。また、顧客やユーザと対話し要望を聞き取る技術、競合する要求を満たしながら設計を行う技術、時間や費用の折り合いを付ける技術などを駆使する必要がある。これらの制約の下で高い品質と価値のソフトウェアを開発するための実践経験が得られる教育を行う。
その他の科目(O)
産学連携教育による幅広い知識の学習、トップダウン教育、課題解決型学習(PBL)、といった理念に基づく少人数の演習型講義を通して、コミュニケーション能力、チームで働く能力、主体的な 学習・企画能力、起業・企業知識、ベンチャー精神などを養う。また、キャリアデザイン教育を通して、社会人として必要とされる基礎力を養う。

【卒業論文】

それまでに習得した基礎知識・専門知識を応用し実践する必修科目として位置づけ、英語による執筆と最終発表を行う。指導教員と共に問題を探索・設定して自ら解決する機会であり、科学者・技術者の総合的能力を養う。具体的には、論理構成能力、英語による基礎的な職務遂行能力、研究者・ 技術者倫理、主体的に学び環境に合わせて自ら成長していく姿勢などを身につける。

【教職に関する科目】

中学校教諭一種・数学、高等学校教諭一種・数学、高等学校教諭一種・情報の免許が取得可能なカ リキュラムを提供する。

大学院

本研究科のカリキュラムは、コンピュータ理工学の基礎から応用に至るまでの専門的知識と技術を身につけて、ICT産業に関わる実用的な問題を解決し、およびその対象である"情報"の構造と機能について研究するために、専門科目、研究科目、セミナー科目、コンバージョン科目および教職関連科目の5つの科目群で構成されている。

本研究科に設置された複数の教育研究領域における専門科目および研究科目は、コンピュータ理工学の基礎から応用に至るまでの専門的知識と技術を身につけるために置かれる。この専門科目は、専門的基礎を扱うコア科目と より高度なアドバンス科目とに区分され、前者の一定の科目数を必修とすることで偏りのない知識を身につけることができる。

また、セミナー科目は、英語でのプレゼンテーションを扱う科目や課題解決型学修科目などが含まれ、主体的かつ能動的な学修を通して、より高度な知識と創造力および優れた問題発見・解決の能力を養い、英語職務能力を備えた最先端のコンピュータ・サイエンティストまたはコンピュータ・エンジニアの育成に資するものである。

さらに、コンピュータ理工学以外の分野から入学する者に十分配慮したコンバージョン科目、および数学・情報の専修免許状取得要件を満たすための科目を提供している。

設置科目群構成(2015年度現在)

専門科目
コア科目(コンピュータ理工学研究科内に設置された教育研究領域の専門基礎科目)
アドバンス科目(同、高度な専門科目)
セミナー科目
英語でのプレゼンテーションや論文投稿等の発表科目、課題解決型学習科目等
研究科目
修士論文、課題解決型プロジェクト科目であるソフトウェア開発アリーナ
コンバージョン科目
コンピュータ理工学以外の分野から入学する者のために設けられた基礎科目
教職関連科目
数学・情報の専修免許状取得要件を満たすための科目

コンピュータ理工学研究科に設置されている教育研究領域(2015年度現在)

CS教育研究領域 (Computer Science コンピュータサイエンス)
新たな理論の発展と実用システムへの展開を視野に入れ、コンピュータ理工学の核となる基礎理論を中心とした教育研究。
SY教育研究領域 (Computer System コンピュータシステム)
コンピュータシステムの基礎として、ハードウェアとソフトウェアとを融合させた教育研究。
CN教育研究領域 (Computer Network Systems コンピュータネットワークシステム)
現代の情報通信基盤・サービスに不可欠な、コンピュータネットワーク技術の教育研究。
IT教育研究領域 (Applied Information Technologies 応用情報工学)
コンピュータ理工学の応用分野として、ロボティクス、宇宙、生体情報学、バーチャルリアリティ等の教育研究。
SE教育研究領域 (Software Engineering ソフトトウェアエンジニアリング)
ソフトウェアの開発・運用・保守を、体系的な規律を保ちながら実践するための教育研究。
PM教育研究領域 (Project Management プロジェクトマネージメント)
信頼性の高い安全なソフトウェアを開発するための基礎知識や応用技術を習得し、国際プロジェクトチームにおけるICT分野のリーダーを育成することを目指した教育研究。

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お問い合わせ先メールアドレス
sad-aas@u-aizu.ac.jp

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