大学案内
東北地方太平洋沖地震についての学長メッセージ(平成23年3月31日)
新入生、在学生ならびに保護者の皆様へ
3月11日に発生しました東日本の大震災により被災された皆様、ならびに、そのご家族の方々に、心からお見舞い申し上げます。また、本学に対し多くの皆様方からお見舞いのお言葉をいただきました。この場をお借りし、心からの御礼を申し上げます。
会津地域は県内では被災地域から遠方にあることから、多くの避難所が設置され多数の被災者が今尚生活されています。被災者の皆様におかれましては、不自由な生活が続くことが予想されますが、歴史と学問の町会津で少しでも安らいで頂くとともに、一刻も早く以前の生活に戻ることができますよう願っており、本学としてもできる限りの支援をしてまいりたいと考えております。
本学における震災の影響ですが、本学の学生には被災地域出身の学生も多くおり心配しておりましたが、おかげさまで全員の無事が確認でき、安堵しております。大学施設も一部損壊がありましたが、いずれも軽微で大学運営に支障は全くありません。会津地域の交通は、東京への高速バス、地域のJRや電車が正常に戻り、高速道路も復旧しました。新幹線は那須塩原まで来ていますが、4月下旬までには東北新幹線全線が開通予定となっております。食料やガソリンの供給も行きわたり、日々の生活にあまり不自由のない状況になりました。
また、心配される原発事故では、会津地域は山々に囲まれており、放射能の値は生活上全く問題はありません。現在は、安全が確認されている地域農産物の風評被害に関心が移り、地域の経済活動が非科学的な考えで阻害されないように協力しています。
この震災は東日本全体に多方面で多大な被害を与えました。このような困難な時こそ、槌音を立て、先頭を切って新たなる社会を再構築していくのが若者であり、またその基盤を支えるのが教育機関であると自覚しております。
本学は幸いにも被害が軽微で直ぐに従来の活動に戻っています。また、新入生には、5月6日の入学式までの間を利用して、英語、数学、および、物理の自主的な学習を開始しました。教職員と在学の学生共々、地域の復興に力を合わせて立ち向かっております。是非、本学の活動にご理解・ご協力を賜りたく、宜しくお願いいたします。
平成23年3月31日
会津大学 理事長兼学長
角山 茂章
[最終更新日]2011-03-31