2016年6月18日(土)から19日(日)にかけてコワーキングスペースMONO(東京都江東区 ※1)にてJapan VR Hackathon 2016 東京大会(※2)が開催されました。この大会で、会津大生の参加したチームが入賞を果たしました。

 今回のテーマは「日本らしさ」で、参加者たちは日本の文化、技術、ライフスタイル、トレンド等日本にゆかりのあるものをモチーフにしたVR(ヴァーチャルリアリティ)コンテンツの開発に挑みました。

 Japan VR Hackathon 2016は全国7か所で開催され、参加総人数が300人を超えました。最大の会場となる東京大会には200人以上が参加しました。会津大学からは2名が出場し、このうち鍛哲史さんが参加したチーム「チームS.T.J.S」の制作した「やまたのおろち」がNeuron Best賞、モバイルVR賞、TECH LAB PAAK賞を受賞しました。

 今回の入賞作品は、2016年10月27日(木)から30日(日)にかけて、日本科学未来館(※3)開催される「デジタルコンテンツEXPO 2016(※4)」でデモ展示される予定です。

Neuron Best賞、モバイルVR賞、TECH LAB PAAK賞
【チーム名】チームS.T.J.S
【メンバー】鍛哲史さん(学部4年)、他3名
【作品名】やまたのおろち
【作品概要】自分が素戔嗚尊(スサノオノミコト ※5)になって、ヤマタノオロチを剣か弓で倒すVRアクションゲームです
【作品詳細】大蛇・ヤマタノオロチを剣か弓で倒します。ヘッドマウンティングディスプレイVive(※6)を使用しており、リアルな感覚で武器を操作できます。ヤマタノオロチ戦クリア後は、ラスボスとしてモーションキャプチャーデバイスNeuron(※7)を着用したユーザーとのローカル対戦が楽しめます。
【鍛さんのコメント】
私以外のメンバーは全員社会人のクリエイターでした。メンバーの皆さんはVRの開発に携わっており、そのおかげもあってとても面白い作品が出来上がりました。大阪で展示するオファーがありましたので、是非展示したいと思います。

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「やまたのおろち」スクリーンショット

※1 コワーキングスペースMONO
※2 Japan VR Hackathon 2016
※3 日本科学未来館
※4 デジタルコンテンツEXPO
※5 スサノオとヤマタノオロチ:スサノオは日本神話に登場する神。ヤマタノオロチはスサノオが退治した大蛇
※6 Vive
※7 PERCEPTION NEURON