タリン工科大学と一般協定を締結

 2014年4月14日、会津大学はエストニアにあるタリン工科大学と大学間一般協定を締結しました。会津大の海外の大学・研究所との連携は18カ国、63番目に当たります。
 タリン工科大学は1918年設立にされたエストニア国内唯一の工科系大学で、多数の世界の大学・研究所・企業と研究開発を担っています。QS世界大学ランキング2013ではトップ440-450位にランクインしました。現在75大学と協力提携を締結しており、企業及び団体との契約は年間200以上にのぼります。

 協定締結式は会津大学にて行われ、タリン工科大学からテア・ヴァラック イノベーション及び国際関係担当副学長、インナル・リーヴ IT学部情報学科准教授及び情報学協会議長らを迎え、室井照平会津若松市長、会津大学の岡嶐一理事長兼学長、岩瀬次郎産学イノベーションセンター長らが出席しました。

 岡理事長兼学長は「本県の産業振興に取り組み新たな雇用を創出し、復興に寄与していきたいと考えています」と挨拶しました。ヴァラック副学長は「今回の協定締結により、日本とエストニア両国にとって非常に重要な電子政府やその関連技術分野において、確固たる協力基盤が構築されていくことと思います。より広い視点から目標を定めていきたいです」と式辞を述べました。調印の後には、記念品交換や写真撮影、協定趣旨の説明が行われました。

 今後は、科学・学術・技術に関する情報や資料の交換、共同研究開発及び製品化の推進、セミナーや学会の共催、研究や事業における学生と教職員同士の交流、国際プロジェクトへの共同参加等を通じ、両大学の交流を進めていく予定です。


ヴァラック副学長と岡学長(左)、意見交換の様子(右)

タリン工科大学公式サイトのニュース記事はこちら