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 平成26年11月8日(土)、9日(日)の2日間にわたり、第12回全国高等学校パソコンコンクール「パソコン甲子園2014」本選が開催されました。今回は過去最多となる657チーム2,010名の応募があり、その中から勝ち抜いた32チーム72名が本選に参加しました。

 パソコン甲子園は、将来の情報化社会を担う高校生・高等専門学校生の情報処理技術のスキルアップを目指す大会です。
 プログラミング部門は4時間の制限時間内に、異なる難易度の問題に対する解答プログラムを作成し、正答数によって順位を決定します。今年のプログラミング部門は24チーム48名が参加しました。
 今年は上位チームは実力が拮抗しており、競技時間終了寸前まで解答を提出するチームもあるなど大接戦となりました。
 今年は初の試みとして「ニコニコ動画」による実況(※1)が実施されました。会津大OBらによる解説者や動画視聴者も、あまりの接戦に驚きのコメントをもらしていました。
 表彰式でグランプリの筑波大学附属駒場高等学校(東京都)「-273.15℃」の名が呼ばれると、会場はどよめきに包まれ、メンバーたちは感動と喜びの表情を見せていました。惜しくも僅差で準グランプリとなった開成高等学校(東京都)「Is」は、新人賞(※2)も同時受賞した1年生によるチームで、来年以降の活躍が期待されます。

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真剣な表情で問題を解く(左)、チームワークが勝利への道(右)

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ひとつでも多くの風船=正答が欲しい(左)、グランプリの結果に感動の様子(右)
最終結果はこちら

 モバイル部門は、各チームがテーマに沿ってAndroidアプリケーションを作成しその総合的なプロデュース力を競います。本選ではアプリケーションに関するプレゼンテーションとともにデモセッションを各チーム5分間行い、審査員と観客の投票によって結果が決まります。なお、今年のテーマは「チャレンジ!! ~苦手を得意にするアプリ~」でした。
 モバイル部門は8チーム24名が参加。斬新なアイディアと完成度の高いプレゼンテーションに、審査員からは「高校生の大会というよりも、まるで企業の製品発表会に来たかのようだ」、「製品化されたら是非とも使いたい」等、驚きのコメントが出ました。続くデモセッションでは個性あふれる展示が行われたブースで選手たちがアプリの魅力を伝え、審査員たちが実際の操作を行いながら様々な質問をしていました。
 表彰式での好評で審査各員の方たちは、「受賞チーム以外にもとても気に入ったアイディアがあった」、「選外のチームもレベルが高かった」等と述べ、改めて各チームのアイディアを賞賛しました。グランプリの「きゃらめるぷでぃんぐ」のメンバーは昨年度参加者も含まれており、惜しくも無冠に終わった昨年から悔しさをバネにして頑張ってきたとコメントし、喜びを噛みしめていました。

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足首につけたAndroid Wearを示す「ホワイトハッカーズ」(左)、津波からの避難について説明する「ぶるどっぐ」(右)

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「きゃらめるぷでぃんぐ」のブースはキッチンをイメージ(左)、念願のグランプリを獲得(右)

チーム名 アプリ名 アプリ概要 学校名 都道府県
グランプリ 「きゃらめるぷでぃんぐ」 テキパキッチン! 複数のレシピを順番通りに表示。自動スタートストップするキッチンタイマー、タッチレスロック解除機能を実装 沖縄工業高等専門学校 沖縄県
ベストアイディア賞 「ホワイトハッカーズ」 Qoolqle 逆上がり支援アプリ。手首と足首に装着したAndroid Wearの角度や距離から逆上がりが失敗する原因を分析、アドバイスを表示する 沖縄工業高等専門学校 沖縄県
ベストデザイン賞 「ぶるどっぐ」 たかサーチ 津波から避難できる高所をマップ上に表示。高所に移動する鬼ごっこ「たかおに」モードで、子供たちが遊びながら避難ルートを覚えられる 鳥羽商船高等専門学校 三重県

 開催期間の2日間は、いちまいの絵CG部門の入賞作品展示、大会オリジナルグッズの販売、会津大の「企画開発部」(※3)によるオリジナルゲーム体験コーナー、アジアグラフ2014作 品の展示、ふくしまデスティネーションキャンペーン(※4)PRコーナー、「山際食彩工房」(※5)のミネストローネ無料提供コーナー、協賛企業ブース、会津の特産品などが当たる抽選会等が併催されました。今大会は各部門ともに超高校級のハイレベルな争いが繰り広げられ、参加者のみならず観客や審査員にとっても大変充実した大会となりました。

いちまいの絵CG部門入選作品、および詳細はパソコン甲子園ウェブサイトをご覧ください。

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※1 「ニコニコ動画」による実況
当日は動画配信サイト「ニコニコ動画」による実況配信を実施。来場者738人、コメント数は880でした(11月10日現在)。
※2 新人賞
プログラミング部門の「新人賞」は、1年生同士で構成されたチームの中で、パソコン甲子園の定める各地域ブロックにおいて、予選で最も優秀な成績を収めたチームに授与されます。
※3 企画開発部
※4 ふくしまデスティネーションキャンペーン
※5 山際食彩工房

このページの内容に関するお問い合わせは「企画連携課 計画広報係」までお願いいたします。

お問い合わせ先メールアドレス
cl-planpr@u-aizu.ac.jp

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