2016年2月12日(金)、会津若松市生涯学習総合センター會津稽古堂で、平成27年度会津若松市オープンデータコンテスト()の表彰式が行われ、会津大学の学生等が受賞しました。
 会津若松市では、行政の透明性・信頼性の向上や地域活性化を目指し、平成24年度からオープンデータの取組を進めており、今回のコンテストは、オープンデータを活用したアプリやアイデアなどを広く募集し、集まった作品の中から優秀なものを表彰するものです。
 
 会津大関係の受賞作品等は以下のとおりです。
【優秀賞】
「さすけね」(アプリ・サービス部門):積雪の状況を、お年寄りや子供でも電話一本で簡単に「見える化」することができるアプリ
「TEAM三泣き」(本学学生、職員、及び社会人のチーム)
櫻井俊輔さん(学部1年):今回の受賞によってこの「さすけね」プロジェクトに一つの区切りを打つことができたことにホッとしていると同時に、更なる開発の継続、そして運用の整備を進めていく上でのモチベーションになりました。このような名誉ある賞を頂けたのもチームの皆さんの尽力のおかげです。今回の収穫は賞自体ではなく、こういうチームの元で実績を刻むことができたということにあると感じます。ハッカソンから始まったこのマッチアップにただただ感激です。
花田祐輔さん(学部3年):歩道除雪が不十分なことに不満を持っていたためこのサービスを開発し、現在会津坂下町にて積雪のせいで通学時歩道を歩けない子供達のために試験運用を行っています。そのような活動の結果としてこのような素晴らしい賞をいただけたことを大変嬉しく思っています。
秋山晴美さん(会津大学復興支援センター職員):「さすけね」を開発しているTEAM三泣きは会津で開催された夏のハッカソンで結成されたチームです。チームメンバーは会津だけでなく全国から集まったメンバーで構成されている中、ここまで来れたのは、会津大学生の2人をはじめ、一人一人の意識の高さのおかげだと思います。今「さすけね」は会津地域での実証まで進んでいますので、今回の受賞を糧に今後も発展していくようサポートしていきたいと思います。
iOS版 Android版 Web版

【部門賞】
「あいずなび」(アプリ・サービス部門):会津若松市の魅力ある名所をマッピングして、音声案内や経路案内をすることができるアプリ
Android版
西川直登さん(学部3年):部門賞を頂くことができて大変うれしいです。困難なこともたくさんありましたが、その分だけ成長できました。来年も一生懸命頑張りたいと思います。

【奨励賞】
「さぁ、会津のみんなで歩き出そう。Alqitus -アルキタス」(アイデア部門):会津を楽しく歩いて健康になろう!を目指して、ウォーキングルートの作成・登録・共有等ができるアプリ
長坂卓さん(博士前期課程1年):奨励賞ではありましたが、結果を残すことができ嬉しく思います。提案したプランはまだ試作段階ですが、この受賞を励みに実用化に向けて努力します。

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左から西川さん、櫻井さん、花田さん、長坂さん

平成27年度 会津若松市オープンデータコンテスト 受賞作品紹介