筋トレが上達の鍵! ―会津大で学ぶ発音の科学、最終回―

kojokan-ssh3-2山形県立米沢興譲館高校1年生20名が会津大学語学研究センターの教員から学ぶ「英語発音と科学」の全講義(3回)が25日に最終回を迎えました。
同校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業において実施する「異分野融合サイエンス」では、学習のテーマごとにその分野を専門とする企業や大学と連携した授業を展開。会津大学では英語でのコミュニケーションスキルの向上を目的に、発音の原理に関する講義やコンピュータを使った音声分析などを行い、科学的視点から正しい発音を理解し、学習することを支援してきました。
最終回は「運動能力としての発音」と題し、金子恵美子上級准教授が英語と日本語の母音の数の違いや、日本語より多い発音の種類があることを説明。生徒は英語を発音する時の舌の動きと口蓋の位置、日本語とは異なる筋肉の使い方を確認しながら、スムーズな発音と運動能力の関係に理解を深めました。
3回の講義を終えて、受講した生徒からは「発音を科学の視点でとらえた授業は大学ならでは。とても分かりやすかった」「この講義を通して科学的思考の必要性を認識した。いろいろなものの見方を知ることができた」などの感想がありました。

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講義の様子

【これまでの講義】