渡部俊朗教授、2013年度日本数学会 解析学賞受賞

 2013年、本学の渡部俊朗教授日本数学会(※1 解析学賞を受賞しました。この賞は、日本数学会の解析系5分科会(※2)からなる「解析学賞検討委員会」により選ばれた優れた業績に贈られるものです。2013年度は3名が受賞し、渡部教授の「レヴィ過程の分布の性質に関する深い研究」が選ばれました。

 なお、今回の受賞につきましては次号の「数学通信」に掲載される予定です。

 渡部教授は受賞について「受賞を知った時は驚きました。他にも多くの研究者がおられる中、自分よりふさわしい方がいるのではないかとも思いましたが、(選考者から)賞に値する研究であると言われたので納得しました。地方公立大学からの受賞は多くはありません。今までの堅実な努力による研究が認められたのではないかと、とてもうれしく思います」とコメントしました。

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※1 
日本数学会:数学を一般社会へ普及することを図り、学術文化の向上発展に寄与することを目的とする会。日本国内および国際的に、数学の進歩・発展のために尽力している。
※2
函数論分科会、函数方程式論分科会、実函数論分科会、函数解析学分科会、統計数学分科会