宮崎教授のチームに最優秀論文賞 -国際会議ACM IMCOM2014-

 コンピュータ構築学講座宮崎敏明教授率いるチームが、2014年1月9-11日にカンボジア・シェムリアップで開催されたACM※1IMCOM2014 (International Conference on Ubiquitous Information Management and Communication)においてBest Paper Award(最優秀論文賞)を授与されました。

 IMCOMは、新たな情報管理や通信技術の研究成果を広く扱う国際会議です。宮崎教授らが発表した論文"DASN: Demand-addressable Sensor Network for Active Information Acquisition"が、同会議の採択論文115件(採択率28.53%)の中で最も優れた論文であるとして表彰されたものです。

 発表内容は、ユーザの欲する情報を迅速に収集できる全国レベルの大規模センサネットワークの構築法に関するものであり、先の東日本大震災の様な広域災害時の被災状況の把握などに役立つシステムの実現を目指しています。本システムは、2012年度より総務省戦略的情報通信研究開発促進制度(SCOPE)の援助を受け、研究開発しているものです(※2)。

 宮崎教授は受賞について「我々が行っている研究開発が評価されたことはとても光栄です。これを励みにして、一日も早く実用的なシステムを構築したい」とコメントしました。

※1 
ACM: Association for Computing Machinery
※2 
研究関連サイト  http://dasn.jp/


会場での宮崎教授(左)、賞状(右)