平成29年3月21日(火)、会津大学講堂にて平成28年度学位記授与式が開催されました。コンピュータ理工学部卒業生200名、大学院博士前期 課程修了生41名、大学院博士後期課程修了生4名の計245名が、それぞれの進路で社会への貢献を目指します。

  授与式では岡嶐一学長が学部卒業生総代の齊藤智博さん、博士前期課程修了生総代の小檜山裕太さんのそれぞれに学位記を授与しました。岡学長は、「皆さんの前途には、どう進むにせよ悪戦苦闘の連続の日々が待っていると思っていて間違いありません。回り道も、必要であれば、時には遠慮なくするのも一案です。大震災から6年が経過し、これから福島、そして日本の復興を本格的に稼働、加速する時期となっています。皆さんは、コンピュータサイエンティスト・エンジニアとして、この復興へ参加、貢献することが、大いに期待されています」と式辞を述べました。

  福島県知事、福島県議会議長、会津若松市長からの祝辞に続き、在学中に優秀な成績や研究の成果を収めた学生の表彰が行われました。答辞では、学部卒業生代表の吉田将司さん が 「この会津大学で学んだこと、経験した ことは数多く、大変有意義な時間であり、必ず私たちの貴重な財産になることでしょう。大学で得られた知識と経験を活かし、地域社会、国際社会に貢献できる人材になれるよう、日々邁進していく所存です」と誓いました。

 授与式終了後には、記念写真撮影及び個人学位記の授与、学生食堂にて後援会主催の卒業記念パーティーが行われました。学生生活最後となるこのパーティーは、和やかな雰囲気の中で行われ、参加者たちが歓談や記念撮影を楽しんでいました。

 なお、学生表彰の表彰内容は下記のとおりです。

学長賞 齊藤智博 (学部)
小檜山裕太(博士前期課程)
優秀賞 吉田将司(学部)
宮城毅之(学部)
加藤恵亮(博士前期課程)
電子情報通信学会東北支部表彰 仙波翔吾(学部)
情報処理学会東北支部表彰 安田雄飛(学部)
電気学会東北支部表彰 神ノ門真吾(学部)
公益財団法人会津地域教育・
学術振興財団表彰
鍛哲史(学部)

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平成28年度学位記授与式 式辞

h28_graduation_p.jpg  この会津の地においても長い雪の季節が去り、春の到来を間もなくにして、気持ちも和む季節となりました。そして皆さんには、それにも増しての喜びである学位記授与式をここに迎えられました。本日、学位記を授与される学生は、学部200名、大学院博士前期課程41名、大学院博士後期課程4名の皆さんです。誠におめでとうございます。

 本日は、福島県知事、福島県議会議長、会津若松市長ほか、ご来賓の方々をお迎えし、教職員ともども、皆さんの卒業・修了を祝したいと思います。そして、誰より、ご家族を始め、皆さんをこれまで支えてこられた方々が、今日の日を心から喜んでおられると思います。大学として、関係者の皆様方のこれまでのご支援に、深謝いたします。

 さて、皆さんは、会津大学を卒業して社会にでる方、あるいは大学院に進学される方のいずれかと思います。皆さんは、これからどのような時代を迎えるのでしょうか。日本も世界も現在より、より不確実、より変化のある時代に入ることは確かです。例えば、ICT技術でもあるAIやロボット、ビッグデータの技術が進展し、無くなる仕事もでてくるとも言われます。しかし、無くなる仕事があれば、新しく生まれる仕事もあります。それはこれまでもそうであったように、これからも形は変わっても同じです。

 このような時代を目前にして、社会へでる方、また大学院に進まれる方も、大学で学んだ基礎の技術が、どのように新しい時代を切り開くかを、これから実際に体験することでしょう。そして、どんなに大きいイノベーションでも、そのコアとなっているものは、あたりまえのこと、単純なことである場合が多いことに気づくと思います。そして、そのイノベーションを起こす機会は、太陽の光のように、誰にでも降り注いでいたことにも気づくと思います。

 皆さんは、社会にでるにせよ、大学院に進まれるにせよ、悪戦苦闘の連続の日々が待っていると思っていて間違いありません。ここをどのように通過するかは、皆さんの成長の機会であると同時に、皆さんの真の能力と器が決まるところでもあります。回り道も、必要であれば、時には遠慮なくするのも一案です。

 大震災から6年が経過し、これから福島、そして日本の復興を本格的に稼働、加速する時期となっています。皆さんは、コンピュータサイエンティスト・エンジニアとして、この復興へ参加、貢献することが、大いに期待されています。

 皆さんの、これからの健闘を期待して、私の式辞といたします。卒業おめでとうございます。

平成二十九年三月二十一日
会津大学 学長  岡 嶐一

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