会津でコンピュータの楽しさを満喫! ―CSSC2013―

 8月19日(月)から「コンピュータサイエンスサマーキャンプ会津大学2013」が開催されました。今年で17回目となるサマーキャンプには全国から中・高校生79名が参加し、会津大生が務めるインストラクターの指導の下、3つのコース(パズル/ゲームプログラミング、Javaプログラミング、3DCG)に分かれてプログラミング等について楽しく学ぶとともに、宿泊先での課外活動を通して、互いに交流を深めました。

3日目:「大河ドラマ『八重の桜』におけるVFX技術」
 今年は会津を舞台とした大河ドラマ『八重の桜』が放映されているため、コンピュータサイエンスサマーキャンプでは2日目に「大河ドラマ館」を見学しました。3日目にはUBIC運動解析室見学と、産学連携フォーラム「大河ドラマ『八重の桜』におけるVFX技術」を聴講しました。
 運動解析室の見学では、ドラマにVFX協力した学生による説明がありました。モーションキャプチャスーツを着た学生の動きが、赤外線カメラを通してモニタに映し出される様子や、モーションキャプチャからCGで兵士を作る過程を見学しました。
 「大河ドラマ『八重の桜』におけるVFX技術」では、NHKからディレクター・加藤拓氏、ドラマ部VFX・ラインプロデューサー・結城崇史氏、さらにNTTラーニングシステムズ株式会社VFXアドバイザー・進威志氏、NTTラーニングシステムズ株式会社主任・鴫原和宏氏が講演しました。
 講演は3月に行われた鶴ヶ城プロジェクションマッピング「はるか」の、幻想的で美しい映像から始まりました。「『八重の桜』映像マジックの舞台裏」というテーマで、ドラマで使用された様々なVFX効果が解説されました。京都守護職を引き受けた会津藩主・松平容保と千人の藩兵の上洛や、会津藩の立場から見た「禁門の変」など、歴史的な出来事を今まであまり顧みられなかった会津の立場から映像で再現しようとしたとのことです。さらにドラマの象徴である桜の作成過程、新政府軍の砲撃により崩れ落ちた御殿から見える鶴ヶ城の姿は「奇跡の一本松」をイメージしているといった制作秘話も聞くことができました。最後に会津大生も参加した「長命寺の戦い」におけるVFXシーンの解説となり、この制作に参加した酒井健充さん(4年)も登壇し、撮影するうえでの苦労や感想を語りました。
 今回は、会津を舞台とした大河ドラマを通じ、最新撮影技術の裏側を知ることのできた大変すばらしい機会となりました。

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4日目:閉校式
 3泊4日の全日程を終え、 22日(木)に会津大学で閉校式が行われました。
 閉校式では、会津大学の黒川上級准教授から各コースの代表者に終了証書が手渡され、受講生からは「初心者なので難しかったけれど、とてもおもしろかった」「受験をがんばり、会津大学に入学して来年はインストラクターとしてがんばりたい」などといった感想がありました。
 閉校式終了後には、連絡先を交換したり、写真を撮ったりと、なかなか会場を離れられない受講生の姿がありました。
詳しくは、会津コンピュータサイエンススクール実行委員会のホームページ、およびFacebookをご覧下さい。

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