2015年9月30日(水)、課外プロジェクト(※1)「月惑星データ解析」及び「JAXA国際宇宙ステーションたんぽぽプロジェクト」(※2)履修生、ARC-Space配属学生ら18名の学生が、出村上級准教授・奥平准教授・矢口准教授の引率で、つくば市にある研究施設4箇所を見学しました。

 早朝5時に会津大学を貸切バスで出発し、まずは高エネルギー加速器研究機構(※3) に到着しました。施設を紹介するVTR鑑賞後、研究員の方案内により「はやぶさ」が地球に持ち帰ったイトカワの微粒子の分析にも使用されたPhoton Factory(フォトンファクトリー)等を見学しました。日頃大学で目にすることの無い大型施設に学生らは興奮気味でした。

 次に訪れたのは地図と測量の科学館(※4)です。ガイドの方の説明を聞きながら、各展示を見て回りました。フロアの床に大きく描かれた、立体メガネをかけて見る日本地図「日本列島空中散歩マップ」や、様々な測量方法の変遷、地理情報の多様な活用のされ方、火山等について学ぶことができました。

 午後の部はJAXA 筑波宇宙センター(※5) での昼食からスタートしました。こちらもガイドの方の案内を受けながら、展示館「スペースドーム」で各種衛星や国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟、宇宙ステーション補給機「こうのとり」のモックアップ等を見学しました。セキュリティチェックの後に参加した見学ツアーでは、「きぼう」の運用管制室 も直接見ることができました。そこでは特に「たんぽぽ計画」に関わる学生達が、いままさにそこで実験が進行中ということもあり、興奮が冷めやらない印象で した。

 最後の見学先は地質標本館(※6) でした。福島県出身の研究者の方に解説していただき、日本の鉱物資源や地質構造について詳しく知ることができました。リモートセンシングデータを通して間 接的に見るものとは違い、本物の質感を学べました。特に火山や地震について、日本列島の大型地質模型などを前に直接質問をすることができ、貴重な学習の機 会となりました。

 今年も非常に駆け足のツアーとなりましたが、ふだん授業や研究で対象としている地球や宇宙について、実物や迫力ある模型、そして各施設での解説で、違った観点から接することができました。

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日本列島を立体視できる「日本列島空中散歩マップ」(地図と測量の科学館、左)、「きぼう」の前で説明を聞く(筑波宇宙センター、右)

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ロケットの前で記念写真(筑波宇宙センター)

※1 課外プロジェクト:教員が様々なテーマを設定して、学部1年生から履修できる授業。会津大学らしいものから語学まで多岐に渡り、会津大学の特色の一つです。
※2 たんぽぽプロジェクト:国際宇宙ステーションの日本実験棟で有機物・微生物の宇宙暴露と宇宙塵・微生物の捕集を目的とした、現行の日本の宇宙ミッションです。
関連リンク:たんぽぽ計画ホームページ
「たんぽぽ計画」とは
ニュース:「たんぽぽ」計画、打ち上げ成功!
※3 高エネルギー加速器研究機構
※4 地図と測量の科学館
※5 JAXA 筑波宇宙センター
※6 地質標本館

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cl-planpr@u-aizu.ac.jp

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