ベンチャー体験工房1
ネットワーク技術で安全・安心・便利な生活環境の実現
センサやRF-IDなどのユビキタス技術を用いた健康増進、生活支援、危険防止のための組み込みシステムの研究開発を行っていきます。具体的に、指に付ける指輪型のセンサーによって、高齢障害者をはじめ、利用者の動作をキャッチし、家電の制御、緊急時のコール、災害時の安否確認など、物や人とのコミュニケーションを実現し、利用者の生活をサポートする。

平成24年4月

4月は18日、25日と計二回の工房が実施されました。初日はグループ1、グループ2合同で集まり自己紹介、自分の意気込み、やりたい事などを発表し、その後程先生から今期の活動内容についての説明が行われた後グループで分かれて活動を行なった。

2回目の活動からはグループに分かれて活動を行いグループ1では荊雷先生からCUTEBOXについての簡単な説明や去年製作した物の紹介を行ない、その後今期のスケジュールを立て、今期の活動内容を決めるためにブレインストーミングを行なった。

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平成24年5月

今月は、これからの目標、テーマの決定とCUTEBOXへのプログラミングの演習を行いました。テーマは「CUTEBOXの協調動作」と「ルンバの制御」の2つにまとまり、それぞれのテーマ毎にグループを分けて活動していきます。

プログラミングの演習では、実際にLEDを点滅させる動作をCUTEBOXがおこなうようにC言語でプログラムを書きました。自分の組んだプログラムでハードウェアを動かすことには、通常のプログラミングには無い面白さがあると実感できました。

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平成24年6月

6月も5月同様に前半を行い荊雷先生の講義の受けた後に各自でLED制御の演習を行った。普段、授業では習っていないことだったので、基本的な動作も実際に自分でプログラムを理解してコードを書くのが難しかった。先生やTA方のサーポートもあり皆、LED制御をすることができた。

後半からは各グループ【ルンバの制御】【CUTEBOXの協調動作】に分かれて目標やタイトルを考え決めたりルンバや協調動作について各グループで調べ学習したりした。
自分のグループはルンバだったのでルンバのプログラムを調べたりルンバでなにかいいサービスが出来ないか考えたりしていたがなかなか浮かんで来なかったです。2年生もいろいろなアイディアを出してくれてとても参考になりました。

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平成24年7月

・グループごとに設定したテーマについて、より深く話あった。
・何を実装するか、その為に何が必要かを話し合い、まとめた。
・グループで話し合うなかで、ユニークなアイディアが多数発案された。活発な話し合いをする事ができた。

・今後の作業進行を各グループごとに確認し合い、まとめた。また今後必要であろう情報を項目ごとにまとめ、それらに関する資料を収集したりした。
・工房全体向けのプレゼンテーション資料を作成をし、どのようにまとめたら良いかなど、試行錯誤しながらスライド作成した。

・各グループのプレゼンテーションをした。
・質疑応答では、疑問点や問題点などを指摘し合い、有意義なものにする事ができた。
・これまで話し合ってきた事を生かし、次回の工房へとつなげていきたいと思う。

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平成24年10月

前期活動の再確認
最初の活動は前期の確認作業を行った。忘れてしまったことなどを復習したり、ネットで参考になる情報などを集めたりした。

テーマ見直し
改めて考えてみて、設定した目標を達成するのが現実的に難しいと思い、グループで話し合って実現可能性のある目標に変更した。

ソースコードの解析
ソースコードの確認作業を行った。使用する関数の内容を理解するのに大変苦労した。すべて理解することはできなかったが、多少なりとも理解が進んだと思う。

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平成24年11月

11月も先月と同様に各グループごとに作業を進めていった。 グループ1では、実際にCuteBoxが搭載されたラジコンを用いてどのような動作が行われるか実験をしていた。グループ2では引き続きArudinoのテキストを参考に赤外線センサーを用いて距離の測定を進めた。

中頃からグループ1はプログラムの作成に入り、ぶつかり防止のシステムの制作などをしていた。グループ2も赤外線センサーの実験が成功したのでLEDなどを使い測定したら点滅、ディスプレイ上に表示するなどプログラムおよび配線の作業を行った。

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平成24年12月

12月の活動では発表まであとひと月という事もありグループごとに以前話し合った考えをもとにそれぞれプログラムやハードを実装した。

グループ1では以前までプログラムの部分でうまくいかないところがあったが、TAさんの助けや努力のかいがありほぼ完成に近いものをつくることができた。

グループ2ではこれまでに学んだarduinoの知識をもとに必要な部品を揃え実装しとりあえず交通量の結果をPC上に表示させる事ができた。

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平成25年1月

今月は体験工房も終わりに近づいたので各2グループはこれまで工房で行ってきたことをまとめたプレゼンテーションの作成を行いました。Arduionoを扱うグループとCUTEBOXを扱うグループの2グループでのまとめです。

最後は各2グループでまとめのプレゼンテーションを行いました。Arduinoを扱うグループでは交通量調査の際に行う車の数を測定するためのシステムをCUTEBOXを扱うグループでは障害物を避けて進むことができる車のロボットを作成していました。どちらのグループもこの体験工房を通して良い経験をすることが出来て満足するものになったと思います。

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